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「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」原作者/Ark Performance先生インタビュー-後編-

『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ‐』の原作のArk Performance先生に、自身のマンガ、テレビシリーズ、そして劇場映画についてお話を伺った。インタビュー後編

インタビュー
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■  『アルス・ノヴァ』を完結させる岸監督の熱意を見届けたい

―テレビシリーズが終わってみていかがでしょうか?

弐号
ホッとした部分が大きいです。原作と、岸監督や上江洲さんによる『アルス・ノヴァ』、このふたつを自然に橋渡しするお手伝いができればいいなと思っていましたので。いまはそれが綺麗に出来たな、と思っています。

―1月に公開となる劇場版では新作カットが40分あります。どのような期待を持たれていますか?

弐号
劇場版では艦のデザイン画を提供するくらいで、ほとんどお任せをしています。
実は、あまり内容を知らないのでファンの方々と一緒に、楽しみに待っているところです。

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―新作カット、その先のストーリーを予想されたりはしますか?

壱号
視聴者の皆さんと楽しみを共有したいので、それはしていません。

弐号
私たちも協力させて頂いた「CGのテレビシリーズを作ることでアニメ業界に風穴を開ける」というミッションはある程度達成していただけたと思います。ですから今度は、私たちは原作を引き続きがんばって行こう、と気持ちを新たに引き締めています。
実はテレビ放映が終わった後に、こんなに早く次の企画が動くとは思っていませんでした。これは岸監督をはじめとする、みなさんの「アルス・ノヴァを完結させたい」という熱量から実現した企画だと思います。
そのお話をいただいたときに、こちらからは「それではアニメを完結させてください」とだけお伝えしました。

abesan―お二人にとって『アルペジオ』は、どういった作品でしょうか?

壱号
他にはないものを作れたのかなと思います。このジャンルには、他に作品があまり多くありませんので。

弐号
初めてやったオリジナルで、連載がここまで続くとは全く予想していませんでした。自分たちが見たことのない世界をずっと歩いている状態です。いまだに不安もありつつ、打開策を見つけたときのうれしさもあります。忘れられない作品になるのでしょうね。

―それでは劇場版を楽しみにしている読者の方にメッセージをお願いします。

壱号
「完結させる」という意気込みで今取り組まれているので、是非キャラクターたちの行く末を見届けていただきたいなと思います。僕らもみなさんと一緒に楽しみにしています。

弐号
3DCGは日進月歩の世界です。新作エピソードは、テレビとはまた違うものを見せてくれるんじゃないかと私も期待しています。絵だけでなく音響もステレオからサラウンドへ進化しています。すごいことになるはずですので、ぜひ楽しみにしていたければと思います。

『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ‐ DC』
2015年1月31日公開
http://aokihagane.com/
《細川洋平》
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