日本のアニメーションの新たな可能性を切り拓く「日本アニメ(ーター)見本市」。その第9弾の予告編が、1月12日に公開された。毎回、実力派、そした旬なスタッフ、以外のクリエイターも飛び出すが、今回の監督はTRIGGER所属の雨宮哲である。 タイトルは『電光超人グリッドマン boys invent great hero』となる。今回は予告編だけだが、何かやるに違いないと思わせるのがTRIGGERだけに、金曜日の本編公開を期待したいところだ。
雨宮哲は、『キルラキル』などのTRIGGERで活躍する。同作の助監督を勤め、『天元突破グレンラガン』では多くの原画を手掛けた。その実力には定評がある。 パラレルシリーズであるグレパラGURREN LAGANN PARALLEL WORKS『合体なんてクソくらえ!!』では絵コンテ、作画、演出を担当。他にも数多くの原画を担当した。 また『電光超人グリッドマン 』のキャラクターデザインは、『天元突破グレンラガン』や『Panty&Stocking with Garterbelt』などの原画を担当した芳垣祐介さん。勿論アニメ制作はTRIGGERと期待満点だ。
『電光超人グリッドマン』は、1993年から1994年にかけて放送された円谷プロダクションの創立30周年記念作品である。特撮では珍しく中学生が主人公という異色の作品で、全39話がテレビで放送された。今回はそれをトリビュートしたかたちになるようだ。 既成作品のタイトルを明言した作品は日本アニメ(ーター)見本市で初となる。もとが特撮作品とあって、それをアニメでどう表現するのか注目したい。 さらに“boys invent great hero”と足されたタイトルの意味も気になるところだ。本編の公開は1月16日(金)からとなっている。さらに本作についてを解説する「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第9回は1月19日(月)にニコニコ生放送で放送される予定だ。