レ、レトロゲームがこんなに!?数々の秘蔵資料を陳列 サンソフトレトロ展レポート | アニメ!アニメ!

レ、レトロゲームがこんなに!?数々の秘蔵資料を陳列 サンソフトレトロ展レポート

サン電子はデジタルコンテンツ博覧会NAGOYAで「サンソフトレトロ展」を開催し、ゲームソフトや開発資料、パッケージイラストの原画などを展示した。

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サン電子はデジタルコンテンツ博覧会NAGOYAで「サンソフトレトロ展」を開催し、ゲームソフトや開発資料、パッケージイラストの原画などを展示しました。ブースには新旧多くのユーザーが集まり、展示物の写真を撮ったり、思い出話に花を咲かせていました。

1974年に業務用ゲームの開発をスタートした同社は、当初ブロック崩しやインベーダーのフォロアーを開発していましたが、1980年に世界で初めて筐体が発話する『スピーク&レスキュー』をリリースし、業界で注目を集めます。その後も先進的なゲームの開発を続け、「技術のサン電子・サンソフト」と言われるようになりました。

ファミコン参入後は『いっき』『東海道五十三次』『水戸黄門』といった和風テイストのゲームから、『アトランティスの謎』『マドゥーラの翼』『リップルアイランド』といったファンタジックなゲームまで数々のヒット作を産みだします。特に『マドゥーラの翼』の主人公ルシアは、まだ業界で珍しかった美少女剣士として人気を集め、サンソフトを代表するキャラクターになりました。

一方で、タレントのみうらじゅん氏をして『いっき』=「クソゲー」と言わしめたほど、強烈な印象を与えるソフトが多かったサンソフト。独特すぎる世界観や高すぎる難易度など、開発者の思い入れが強すぎるゲーム群に対して、今もなおたくさんの思い入れを持つユーザーは少なくないでしょう。

近年も『ナイトメア・プロジェクト』をはじめ、新機軸のアプリ開発を行っている同社。個人的には『へべれけ』『リップルアイランド』など、オリジナルIPの復活を期待してやみません。

◆展示物一覧
・ファミコン、PCエンジン、メガドライブなどのゲームソフトとパッケージ群
・トリップワールド 企画書
・新・わくわく7(仮称) 企画・デザイン設定資料
・パッケージ原画
 サーク、マハラジャ、なんてったって!!ベースボール、ファンタジーゾーンII オパオパの涙、スーパーファンタジーゾーン、上海、アトランティスの謎、リップルアイランド、メルヘンヴェール、赤龍王
・イメージボードなど
 マドゥーラの翼
・広報用ポスター原画
 リップルアイランド
・取扱説明書挿絵
 アウトドライブ
・SUNCLUBP、表紙原画

レ、レトロゲームがこんなに!?数々の秘蔵資料が陳列されたサンソフトレトロ展レポート

《小野憲史》
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