手塚治虫未完の原作 「ルードウィヒ・B 」舞台では完結 2ページ目 | アニメ!アニメ!

手塚治虫未完の原作 「ルードウィヒ・B 」舞台では完結

音楽をこよなく愛した手塚治虫、とりわけベートーヴェンにはシンパシーを感じていた。そんな手塚治虫未完の名作『ルートヴィヒ・B』が音楽劇になる。

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【ピアノ初挑戦の橋本&河合、橋本「本番ではがつんとやりたい」河合「ジャニーズ人生の中で一番大変だった」】

初日の前にベートーヴェン役の橋本良亮とモーツァルト役の河合郁人のピアノ演奏披露があった。ピアノ自体が初めて、という2人。この日は橋本はベートーヴェンの『ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲』河合はモーツァルトの『ジーク ト長調』を披露。ただ弾くのではなく、芝居しながら、というシュチュエーション。弾いて歌う、という難易度の高いシーンもあったが、初挑戦にしては堂々とこなしていた。

その後、囲み会見が行われた。ベートーヴェン役の橋本は約1ヶ月は練習したと語り、「ピアノの出だしがヤバくてビクビクでした」と言いつつも「本番ではガツンとやりたい」と抱負を述べた。モーツァルト役の河合は「ジャニーズ人生の中で一番大変だった」と言えば、橋本は「ピアノの発表会ってこんな気持ちなんだ」と返す。
同じグループで活動している2人らしく息の合った掛け合い。音楽監督の千住明から「素晴らしい」とお墨付きをもらった。なんと、千住からの提案でピアノを弾いている手元を見せることとなり、急遽、向きを変えたそう。これはかなりのプレッシャーだったに違いない。

ベートーヴェンの父親役の里見浩太朗は趣味でピアノを弾くそうだが「難しさはわかります。短い時間で(習得して)、自慢の息子です!」とベタほめ。河合は「明るい稽古場でしたね。笑顔が耐えなかったです」と言えば里見も「(自分にとっては)みんな初めてですが、みんな楽しい!稽古から衣装から…ウキウキします!」と楽しそう。
ベートーヴェンに敵対する役柄の姜 暢雄は「ファンに嫌われないように(笑)」とコメント。なお、橋本と河合は同じグループではあるが、河合の方が先輩にあたる。橋本は「(河合がいるので)助かっています」とコメント。そんな橋本を河合は「稽古場でどんどん良くなっている」と語り、さらに「このメンバーで(芝居が)できたことに感謝します!」と締めてくれた。

《高 浩美》
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