8月10日よりカナダ・バンクーバーで開催されているシーグラフ2014(SIGGRAPH 2014)にて、8月11日、2015年のシーグラフアジア(SIGGRAPH ASIA)の開催地が日本の神戸であることが発表された。会場は神戸国際会議場と国際展示場で、2015年11月2日から5日までカンファレンスを、11月3日から5日まで展示会を開催する。主催はACM SIGGRAPH、運営をケルンメッセが担当する。シーグラフはコンピュータグラフィックスやインタラクティブ技術、デジタルコンテンツの世界最大級のイベントとして知られる。毎年北米で行われているが、2008年にはそのアジア版として、シーグラフアジアが始まった。日本では2009年に横浜で開催されており、2015年の神戸は2度目となる。2014年は12月に中国の深センで開催される予定だ。シーグラフは1970年代にCG関連の研究発表の場として始まった。現在は、これに加えて、最新のCG、デジタル技術の紹介やデジタル映像、アニメーションの上映やコンペティション、学生向けのリクールトメント・ワークショップなど総合的なイベントなっている。シーグラフアジアもこれを踏襲している。神戸での開催期間中も、国際的な最新の技術やアイディアが披露されることになる。主催者は参加者は国内外から6000人以上、およそ1000件の発表を見込む。さらに100社150小間以上の企業出展も見込む。また開催地が日本の神戸であることで、医療機器関係や災害関係、ロボティックスと言った出展が期待されるとしている。日本らしい特徴も打ち出されそうだ。アニメーション関係者、映像関係者にとっては、最新のCG、VFX、アニメーションの映像、技術が集まるところが見どころになりそうだ。シーグラフアジア2015 (SIGGRAPH ASIA2015)[カンファレンス] 2015年 11月 2日(月)~5日(木)[展示会] 2015年 11月 3日(火)~5日(木)会場: 神戸国際会議場・神戸国際展示場主催: ACM SIGGRAPH 運営: ケルンメッセ