ネット小説の新人賞「ミライショウセツ大賞」設立 大賞作はアニメ化も | アニメ!アニメ!

ネット小説の新人賞「ミライショウセツ大賞」設立 大賞作はアニメ化も

2014年7月31日に、ネット小説の新人賞「ミライショウセツ大賞 ネット発クリエイター発掘・応援計画」が設立された。出版社だけでなく、アニメ・音楽製作、遊技機開発、ソーシャルネットワークサービスといった様々な分野の企業が取り組む新しい形のコンテストとなる。

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2014年7月31日、ネット小説の新人賞「ミライショウセツ大賞 ネット発クリエイター発掘・応援計画」が設立された。開催企業にはエイベックス・ピクチャーズ、KADOKAWA エンターブレイン ブランドカンパニー、グリー、サミー、ピクシブの5社が名を連ねている。出版社だけでなく、アニメ・音楽製作、遊技機開発、ソーシャルネットワークサービスといった様々な分野の企業が取り組む新しい形のコンテストとなる。

近年はインターネットの投稿サイトで公開されたオンライン小説が書籍化され、プロデビューにつながるケースが増えている。ネット小説の特徴として、字数制限がなく、連載形式での投稿が可能。さらに読者の反応や感想がリアルタイムで見られるため、読者のニーズや意見を反映させながら作品を完成させられる点が挙げられる。
今回の「ミライショウセツ大賞」でもこうしたネット投稿の長所を活かし、読者の評価も加味して選考を行う。そして読者が今読みたいと求める小説をスピーディーに出版していく。

また、書籍化した作品のうち、セールスとユーザー支持を参考に大賞を決定。アニメ化・映像化に加えて、グッズやソーシャルゲーム化など幅広いジャンルで作品の周知拡大とメディアミックス展開を実施する。大賞の賞金は100万円で、発表は2015年10月頃を予定している。
コンテストは、テーマやジャンルを限定せず広く作品を募集する「ミライショウセツ部門」と、期間毎のテーマに沿った作品を募集する「テーマ部門」の2部門となる。コンテスト開催期間中は2、3ヶ月毎に期限を区切って選考を行い、優れた作品をエンターブレインの小説・文芸レーベルから順次刊行する。小説の応募はpixivにて受け付ける。
[高橋克則]

「ミライショウセツ大賞 ネット発クリエイター発掘・応援計画」
・ミライショウセツ部門 /http://www.pixiv.net/novel/contest/mirai
・テーマ部門 /http://www.pixiv.net/novel/contest/mirai_theme
《高橋克則》
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