「特別展 ガウディ×井上雄彦」 ふたつ才能が時間と空間を越えて交差 いよいよスタート | アニメ!アニメ!

「特別展 ガウディ×井上雄彦」 ふたつ才能が時間と空間を越えて交差 いよいよスタート

7月12日から六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで「特別展 ガウディ×井上雄彦 シンクロする創造の源泉」が開幕した。7月11日には記者内覧会が開催され、井上雄彦さんが企画やそのための制作について語った。

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7月12日から六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで「特別展 ガウディ×井上雄彦 シンクロする創造の源泉」が開幕した。展覧会は日本スペイン交流400周年を記念するもので、一連のイベントの最後を飾る大型企画展である。
日本を代表するマンガ家である井上雄彦さんとスペインが生んだ建築の巨匠・アントニオ・ガウディを撮り上げるものだ。スペインと日本、19世紀末から20世紀初頭と21世紀、建築とマンガ、様々な点で異なるものをクリエイティブという面からつなぐ。『SLAM DUNK』や『リアル』、『バガボンド』などを生み出す異才・井上雄彦さんが、ガウディに想いを馳せて作品を創造した。

開催に先立ち7月11日には、記者内覧会が開催された。井上雄彦さんも姿をみせ、今回の企画やそのための制作、自身のこと、ガウディについて語った。
井上さんは今回の展覧会にあたり、今年4月からおよそ1ヵ月間、ガウディの活動の場であったにバルセロナに滞在した。そこで創作にあたった。その成果について、「小さいことが大切だった。スペインの人の骨格や体格、生活のリズムや人としゃべる距離などスペインの人のあり方を意識させられた」と生の体験から多くのものを得たこと紹介する。そうしたなかには、時間によって変化する光の具合や立体的、影の濃さ、ディテールなども含まれるという。

そうして完成した作品を、「ガウディのことを勉強して感じた中で表現したいことは沢山あったが、僕とガウディとで重なることがあるとしたらこれじゃないか・・・というものを最終的には描き上げました」説明する。
ガウディとスペイン・バルセロナにインスパイアされた井上雄彦さん、展覧会の見どころはまさにそこにありそうだ。展覧会は9月7日まで、連日20時までと開館時間も余裕がある。マンガファン、建築ファンは勿論、アートに興味にあるひと全てにお薦めだ。異なるもののクリエイティブぶつかりが、新たなクリエイティブを生み出す、そんな現場を体験出来るに違いない。

特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-
/http://www.gaudinoue.com
会期: 2014年7月12日(土)~9月7日(日) ※会期中無休
開館時間: 10 時~20時(最終入場19時半)
会場: 森アーツセンターギャラリー
《animeanime》
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