野沢雅子さん ハイグレードになった「ドラゴンボール改」魔人ブウ編を語る@AnimeJapan 2014 | アニメ!アニメ!

野沢雅子さん ハイグレードになった「ドラゴンボール改」魔人ブウ編を語る@AnimeJapan 2014

AnimeJapan 2014で『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)のステージイベントが行われた。
声優界の大御所・野沢雅子さんが登壇し、新しくなったシリーズについて語った。

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東京ビッグサイトで2014年3月22日に開催されたAnimeJapan 2014、そのオープンステージで、4月から放送予定の『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)の放送直前ステージイベントが行われた。
このステージでは、『ドラゴンボールZ』で孫悟空、孫悟飯、孫悟天役を演じた声優界の大御所・野沢雅子さんが登壇し、新しくなったシリーズについて語った。また、魔人ブウ編でより鮮明になった映像が披露された。

司会の呼びかけで野沢雅子さんがステージに現れ、大きな拍手をもって迎えられ始まった。まず始めに、人造人間/セル編から成長した各キャラクターを紹介からスタート。
野沢さんは、よりたくましくなった孫悟飯、弟の孫悟天、幼少期のトランクスなど、登場人物の印象などを話した。特に孫悟天は、幼少期の孫悟空に似ていて愛着があるそうだ。

続いて、『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)の解説となった。東映アニメーションのプロデューサーの林田師博さんが登場し、最新映像がステージで上映された。
魔人ブウ編は、原作に近づけて編集していると話した。さらに改良された2つのポイントがあるという。それは画面サイズが変わり、よりクリアになったという点だ。また魔人ブウ編では、フィルムの幅を人造人間/セル編以上に使い、今まで映像では出なかった部分が映し出される。

ここでノイズが除去され色鮮やかに鮮明になったHDリマスター版と、従来のDVDマスター版の比較と、当時の作画ミスの修正点について紹介した。
比較映像では、映像を左右にワイプ(交互に表示)し、色合いやノイズを除去し調整された部分をわかりやすく表現。さらに、制作当時にミスしていた部分を修正していると語った。
例えとして、ミスでなくなっていた悟空の頭の上にあるはずのリングを描き足したり、あるシーンでは本来ならば白のグローブを手に装備しているはずのベジータの手が、肌色だったものを、エフェクトを含めて白に直した。この修正は手作業で行い、どれも時間が掛かっているとのこと。
また、多くの修正を行っているため『ドラゴンボールZ』修正前の映像と、『ドラゴンボール改』(魔人ブウ編)での修正点を探すのも、視聴する際の楽しみにして欲しいと語った。

この後、『ドラゴンボール改』のオープニング曲を歌うDragon Soulがステージに登場。スペシャルライブが行なわれた。続いて魔人ブウ編のOP曲となる、“空・前・絶・後”が披露されたほか、EDテーマをグッドモーニングアメリカが担当することを発表した。
ステージ終了時間も押し迫り、最後に野沢雅子さんが、原作者の鳥山明先生と対談したことを話した。鳥山明先生は、孫悟空役を決めるオーディションで、野沢雅子さんの声を聞いたとき、これだとスグ決定したことや、孫悟空を描いているとき自然と、その声が浮かんでくるということを話した。
最後に、野沢雅子さんによる「かめはめ波!」の掛け声で会場を盛り上げ、ステージを締めくくった。
《G.Suzuki》
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