東京アニメアワードフェス 長編部門候補にM・ゴンドリー、A・フォルマン監督など5作品

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東京アニメアワードフェスティバル2014が、3月20日から24日まで東京・TOHOシネマズ 日本橋ほかで開催される。フェスティバルは、国内外のアニメーション文化の振興を目的とした国際アニメーション映画祭である。
2013年まで、東京国際アニメフェアで行われてきた東京アニメアワードを前身とするが、その機能、役割を大幅に強化する。アニメ分野での功労者の顕彰や過去1年間の商業作品から優秀作品を決めるアニメ オブ ザ イヤーのほか、特にコンペティション部門が大きく拡張される。

公募部門を短編作品と長編作品のコンペティション部門とし、新たに国際アニメーション映画祭とする。その長編コンペティション部門のファイナリスト5作品がこのほど決定、発表された。
東京アニメアワードでは、長編は公募の対象としていなかった。今回新設された長編コンペティション部門に、どのような作品が集まるのか注目されていた。
ファイナリストとして選ばれた5作品は、『Ernest et Celestine』(バンジャマン・レネール、ヴァンサン・パタール、ステファン・オビエ)、『Is the man who is tall happy?』(ミシェル・ゴンドリー)、『Cheatin’』(ビル・プリンプトン)、『The Congress』(アリ・フォルマン)、『Minuscule - La valleee des fourmis perdues』(エレーヌ・ジロー、トーマス・サボ)である。

『Ernest et Celestine』の監督のうち、ヴァンサン・パタールさんとステファン・オビエさんは、日本でも話題となった『Panic in the Village』の監督としても知られている。この作品は、3月3日に発表となる第86回アカデミー賞の長編アニメーション部門に宮崎駿監督の『風立ちぬ』などと並んでノミネートされている。
『Is the man who is tall happy?』のミシェル・ゴンドリー監督は、これまでビョークのミュージックビデオで話題になり、お馴染みだ。今回は初めて長編アニメーションに挑戦したことでファンからも注目されている。

『Cheatin’』のビル・プリンプトン監督は、第77回アカデミー賞の短編アニメーション部門に『Guard Dog』でノミネートされたこともあるなど、短編では知られていた存在だ。
『The Congress』のアリ・フォルマン監督は、第81回アカデミー賞の外国語映画部門で滝田洋二郎監督の『おくりびと』と賞を競った『戦場でワルツを』で知られている。今作も『戦場でワルツを』と同様に実写とアニメーションを併用している。
『Minuscule - La valleee des fourmis perdues』は、日本でもNHKで放送されたショートアニメシリーズの長編化である。監督のうち、エレーヌ・ジローさんはバンド・デシネの巨匠・メビウスさんの実娘であることも知られている。

会場となるTOHOシネマズ日本橋は、この3月にグランドオープンする。このオープニングを飾る企画にもなる。
期間中は関連作品の紹介だけでなく、様々な作品の上映やイベントも予定されている。
[真狩祐志]

東京アニメアワードフェスティバル2014
/http://animefestival.jp/
会期: 3月20日(木)~3月23日(日)
[スクリーニング・本審査・特別上映イベント]
3月20日(木)~23日(日) TOHOシネマズ 日本橋
主催: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会/一般社団法人 日本動画協会
共催: 東京都
後援: 外務省/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
《animeanime》

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