丸々1冊が高畑勲監督 キネ旬セレクションに『「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで』 | アニメ!アニメ!

丸々1冊が高畑勲監督 キネ旬セレクションに『「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで』

高畑監督の軌跡を追ったムック本が、11月18日にキネマ旬報から発売された。「キネマ旬報セレクション 高畑勲 「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで」である。

ニュース
注目記事
「キネマ旬報セレクション 高畑勲 「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで」
  • 「キネマ旬報セレクション 高畑勲 「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで」
11月23日、制作期間8年、総製作費50億円と伝えられる劇場アニメ『かぐや姫の物語』が全国公開となる。本作は『ホーホケキョ となりの山田くん』以来、14年ぶりの高畑勲監督作品となる。
宮崎駿監督と伴にスタジオジブリを支えてきた高畑監督は、日本を代表するアニメ人である。そんな高畑監督の軌跡を追ったムック本が、11月18日にキネマ旬報から発売された。「キネマ旬報セレクション 高畑勲 「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで」である。

本書は新作公開のタイミングに合わせて、高畑監督の業績をもう一度振り返る。監督デビュー作であった1868年の『太陽の王子 ホルスの大冒険』からその代表作を取り上げる。
これまで「キネマ旬報」やムック、増刊などに掲載された関連記事が再録される。『太陽の王子 ホルスの大冒険』のほか、『パンダコパンダ』、『じゃりン子チエ』、『セロ弾きのゴーシュ』、『柳川掘割物語』、『火垂るの墓』、『おもいでぽろぽろ』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『ホーホケキョ となりの山田くん』とその作品群を一望する。
宮崎駿監督、富野由悠季監督、押井守監督、作家・池澤夏樹さんとの対談の再録もうれしい。さらに高畑勲フィルモグラフィー&スタッフリストもあり、資料価値も高い。

もちろん新規の記事も満載だ。『かぐや姫の物語』特集として、高畑勲監督インタビューを掲載する。さらに美術監督の男鹿和雄さん、西村義明プロデューサーへのインタビューで作品に迫る。巻頭グラビアや作品論、作家論と異才・高畑勲を多角的に知ることが可能だ。
全224ページのボリュームで定価は税込1600円、アニメファン、映画ファン、そしてスタジオジブリファンにとって見逃せない1冊だ。



キネマ旬報セレクション 高畑勲
「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで
定価: 1680円(税込)
判型: A5判/224頁
発売日: 11月18日

[主な構成内容]
作品特集「かぐや姫の物語」
巻頭カラーグラビア
高畑勲監督インタビュー
作品論/作家論
美術監督 男鹿和雄インタビュー/西村義明プロデューサーインタビュー ほか
高畑勲インタビュー・対談・原稿再録
高畑勲×宮崎駿/高畑勲×富野由悠季/高畑勲×押井守/高畑勲×池澤夏樹
関係者の証言・インタビュー
高畑勲監督作品特集記事再録
高畑勲フィルモグラフィー&スタッフリスト
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集