「赤毛のアン」放送35周年でBlu-ray化 高畑勲、宮崎駿の手がけた名作の貴重資料も収録 | アニメ!アニメ!

「赤毛のアン」放送35周年でBlu-ray化 高畑勲、宮崎駿の手がけた名作の貴重資料も収録

2014年は『赤毛のアン』のアニメ放送から35周年となる。それを記念して3月26日にBlu-rayメモリアルボックスが発売される。これまで世に出ていなかった資料も多数収録される。

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(c)NIPPON ANIMATION CO.,LTD.“Anne of Green Gables” AGGLA
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2014年は『赤毛のアン』のアニメ放送から35周年となる。それを記念して3月26日にBlu-rayメモリアルボックス(価格:税抜40000円)が発売される。
『赤毛のアン』の脚本・監督は高畑勲さん、画面構成は宮崎駿さん、キャラクターデザイン・作画監督は故・近藤喜文さんである。今年は高畑監督は『かぐや姫の物語』、宮崎監督は『風立ちぬ』が公開された。
さらに『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子さんの半生を描く、NHK連続テレビ小説『花子とアン』が2014年3月を放送開始する。『赤毛のアン』Blu-rayメモリアルボックスは、タイムリーな企画となっている。

『赤毛のアン』は1979年よりフジテレビの「世界名作劇場」枠で放送がスタートした。L・M・モンゴメリの原作小説に合わせて忠実に描きつつ、アニメシリーズならではの構成で全50話が制作された。同年には厚生省児童福祉文化賞を受賞と、人気を不動のものとして現在に至る名作である。
高畑勲さん、宮崎駿さん、近藤喜文さん以外にも、数多くの才能が参加しているのも見逃せない。絵コンテでは『機動戦士ガンダム』などで監督の富野由悠季さんや『ドラえもん』などで監督の楠葉宏三さんといった錚々たる顔ぶれも見られる。アニメ史の観点からも欠かせない歴史的な作品となっている。

今回のBlu-ray化に当たり、これまで世に出ていなかった資料も収録される。宮崎駿さんによるレイアウトや、井岡雅宏さんの美術ボードなど、合計200枚を超える貴重資料を見られる特典ディスクも付いてくる。
映像特典はノンテロップオープニングとノンテロップエンディング。封入特典は解説書と作品企画書復刻版、外装仕様は新規描き下ろしイラストによる特製ボックスである。35mmネガ原版からHDテレシネ変換した最新マスターで、放送当時の感動を味わえる。
[真狩祐志]

『赤毛のアン』Blu-rayメモリアルボックス
2014年3月26日発売
/http://www.bandaivisual.co.jp/?act=newsdetail&id=297



40000円(税抜)
全 50話収録/カラー/(予)1287分/リニアPCM/モノラル)AVC/BD50G×7枚+BD25G×1枚/4:3<1080p High Definition>/日本語字幕付(ON・OFF可能)
発売・販売元:バンダイビジュアル

新規発掘された宮崎駿によるレイアウトを大量収録
背景画、番組企画書も収録
■デジタルギャラリーディスク“Memory of Anne”
■ノンテロップオープニング
■ノンテロップエンディング
■解説書
■作品企画書復刻版
■新規描き下ろしイラスト仕様・特製ボックス
《animeanime》
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