10月24日、東京・青海の日本科学未来館で、デジタルコンテンツEXPO 2013が3日間の予定で開幕した。期間中は、展示やプレゼンテーション、トークなどでコンテンツの制作や表現に関わるテクノロジーを一望する。デジタルコンテンツEXPOは、コ・フェスタ(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)のひとつとして毎年10月に開催されている。オフィシャルイベントのジャンルが、様々なジャンルごとに設けられているのに対して、コンテンツとテクノロジーを切り口にしているのが特徴だ。また、こうしたテクノロジーも、今現在は勿論だが、これから成長する技術、生まれたばかりのアイディアなどを重視する。コンテンツというとクリエイティビティの活性化に注目が集まりがちだが、実際には創造性と技術は両輪である。デジタルコンテンツEXPOは、その技術を取り上げる貴重な場である。2013年のプログラムからも、そうした新しい動きの先取りは十分感じられた。10月24日には、プレゼンテーションでは、アートやコマーシャル、街の活性化まで広いシーンでの活用が進むプロジェクションマッピングが大きくピックアップされていた。また、こちらも大きな注目になっている3Dプリンターがシンポジウムのテーマになっていた。「日本は3Dプリンターで巻き返せるか!?」と題して、遠藤諭氏(角川アスキー総合研究所取締役主席研究員)、原雄司氏(ケイズデザインラボ代表取締役)、小林茂氏(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター准教授)、木村隼斗氏(経済産業省製造産業局素形材産業室室長補佐)らが最新の状況や今後の方向性について意見を交わした。さらに新しい技術を体感するには、Innovative Technologies 2013が、面白い。Innovative Technologiesは、今後、コンテンツ産業の発展に貢献すると期待される技術を表彰するものだ。応募のあったなかから選ばれた事業である。本事業は、経済産業省が主催するもので、技術戦略マップ2012(コンテンツ分野)で示されて20件が展示プレゼンテーションされている。正直、今後どういったビジネス的な応用がされるのか検討もつかない技術もある。しかし、その自由さ、ゆるさの中にこそ文字どおり革新(Innovation)を感じさせる。映像・視覚的なものも多く、アニメーションや映像関係者には、より一層興味深く感じるのでないだろうか。いずれの展示も開発者が直ぐそばにおり、技術について訊ねると気軽に答えてくれることが多い。コンテンツとテクノロジーを通じたコミュニケーションを図れるのもうれしい。会場は、東京湾岸地域と人によっては、やや遠く感じるかもしれない。しかし、デジタルコンテンツエキスポでは、期間中USTREAMを使ったDCEXPO TVをライブ配信している。会場からは、Innovative Technologies他の展示技術のプレゼンテーションが、紹介されている。こちらを視聴すれば、会場の様子、技術の概要も掴めるだろう。デジタルコンテンツEXPO 2013/http://www.dcexpo.jp/会期: 2013年10月24日(木)~26日(土)会場: 日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)主催: 経済産業省、一般財団法人デジタルコンテンツ協会共催: 日本科学未来館
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