第9回吉祥寺アニメーション映画祭受賞作品発表 今回よりガイナックス賞も新設 | アニメ!アニメ!

第9回吉祥寺アニメーション映画祭受賞作品発表 今回よりガイナックス賞も新設

10月5日、第9回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品上映、各賞が発表された。吉祥寺アニメーション映画祭は、インディーズアニメーションのコンテストとして知られている。

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10月5日、武蔵野商工会館4階ゼロワンホールにて第9回吉祥寺アニメーション映画祭のノミネート作品上映が行われ、各賞が発表された。吉祥寺アニメーション映画祭は、インディーズアニメーションのコンテストとして知られている。これまでに数々の話題作を送り出している。
今年は一般部門のグランプリに若井麻奈美さんの『コーポにちにち草のくらし』が輝いた。また、ギャグアニメ部門のグランプリに野中晶史さんの『通勤ラッシャーズ』が選ばれた。優秀賞には岩瀬夏緒里さんの『婆ちゃの金魚』、審査員特別賞には落合陽三さんの『きいろいはらっぱ』が選ばれている。

他のコンテストにない吉祥寺アニメーション映画祭の特色のひとつが、吉祥寺にゆかりのアニメやマンガの制作スタジオなどからの各賞である。こちらはSTUDIO4゜C賞に黒木智輝さんの『CYCLOID』、コアミックス賞に荻野夏生さんの『Rat in a Book』、スタジオディーン賞に平川侑樹さんの『Candle night』、三鷹の森ジブリ美術館賞に馬場美紀さんの『ネジとねこ』、ガイナックス賞に今林由佳さんの『みゃくみゃく-Drops of Life-』となった。
ガイナックス賞は今回から新たに加わった。審査員のアサオヨシノリさんは、ガイナックスの3DCG部門として設立された吉祥寺トロンの代表を務めている。このほどアニメが放送された『ステラ女学院高等科C3部』の企画者でもある。

このほかノミネートとして上映された作品には仲本有里さんの『やみのけ』と『Tissue』、板垣郁美さんが代表でチーム制作した『人でなしの恋』があった。上映作品は学生作品が大半で、東京藝術大学とその出身が多い。このほかアート・アニメーションのちいさな学校、武蔵野美術大学、東京工芸大学、九州大学が見られる。
受賞作品は、JCN武蔵野三鷹チャンネルの特別番組として10月19日20時、10月26日20時から放送される。作品発表の場としても、吉祥寺アニメーション映画祭受が活躍している。
[真狩祐志]

吉祥寺アニメワンダーランド
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