辰巳ヨシヒロの半生が描くアニメーション E・クー監督「TATSUMI」 京都で8月24日から | アニメ!アニメ!

辰巳ヨシヒロの半生が描くアニメーション E・クー監督「TATSUMI」 京都で8月24日から

シンガポールの気鋭エリック・クー監督のアニメーション映画『TATSUMI』が、2013年8月24日から京都シネマで期間限定公開される。辰巳さんの自叙マンガ『劇画漂流』、短編作品を取り込んだ異色の映画だ。

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シンガポールの気鋭エリック・クー監督が2011年に撮ったアニメーション映画『TATSUMI』が、2013年8月24日から30日まで京都シネマで期間限定公開される。本作は日本の劇画の父である辰巳ヨシヒロの半生を、辰巳さんの自叙マンガ『劇画漂流』、そのほか同氏の短編作品を取り込んだ異色の映画だ。
『TATSUMI』は、カンヌ国際映画祭ある視点部門公式出品、ドバイ国際映画祭最優秀賞、シッチェス国際映画祭最優秀長編アニメーション賞など数々の賞を受賞、国際的に高い評価を受ける。世界20ヵ国で劇場公開されている。

しかし、辰巳ヨシヒロの母国である日本では、2011年の東京国際映画際にて2度の上映はあったのみで、これまで未公開であった。京都シネマでの上映が、日本での劇場初公開となる。
上映期間は限られるが、日本の劇画動き出すようなアニメーション、複雑でかつ魅力的な物語構成となる傑作を観る機会となる。また、映画は世界で高く評価されてきた辰巳ヨシヒロの世界の実績を知ることも出来る。

劇場公開にあたっては、京都マンガミュージアムで、公開記念イベント「<劇画の生みの親> 辰巳ヨシヒロトークショー」も開催される。
8月25日の14時から16時まで、ミュージアムの多目的映像ホールが会場となる。ゲストの映画のモデルとなった辰巳ヨシヒロを招くほか、評論家の呉智英、京都精華大学教授の吉村和真が登壇する。辰巳氏にそのマンガ人生や『劇画漂流』の国内外での反響などについて訊く予定だ。映画と併せて話を聞くとさらに興味深いものになるに違いない。

トークは事前申し込み不要、無料で参加出来るが、マンガミュージアム入場料が別途必要になる。当日午前10時から京都国際マンガミュージアム館内にて整理券を配布する。先着250名を予定している。

京都シネマ
/http://www.kyotocinema.jp/

映画『TATSUMI』公開記念イベント「<劇画の生みの親> 辰巳ヨシヒロトークショー」
/http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000153171.html
《animeanime》
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