イントゥアニメーション6開催 日本のアニメーションの多様性も分かる上映会イベント | アニメ!アニメ!

イントゥアニメーション6開催 日本のアニメーションの多様性も分かる上映会イベント

8月16日から19日まで、国立新美術館にてアニメーションの上映イベントのイントゥアニメーション6が開催される。イントゥアニメーションは日本アニメーション協会(JAA)が主催する

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「イントゥアニメーション6」
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8月16日から19日まで、国立新美術館にてアニメーションの上映イベントのイントゥアニメーション6が開催される。イントゥアニメーションは日本アニメーション協会(JAA)が主催するもので、世界のアニメーション作品を紹介する企画上映だ。
海外のアート作品から身近な人気作品まで、様々なアニメーションシーンを切り取る。期間中は作品の上映のほかワークショップやトークなども予定する。開催第1回は1997年、以降1999年、2003年、2005年、2009年不定期に開催されてきた。今回は4年ぶりの開催となる。

上映プログラムは多彩だ。まず国際映画祭で注目を浴びる和田淳さんの『グレートラビット』や うるまでるびの『Psychedelic Afternoon』、伊藤有壱さんの『ハーバーテイル』などがある。短編アニメーションでは、NEFT FILMの『なめこのうたPV』、NHKで震災復興支援として制作・放映された片渕須直さんの『花は咲く』などもある。
人気のキャラクターが活躍する合田経郎さんの『こまねこのおるすばん』、商業アニメのベテラン高橋良輔さんの『魔神ガロン』、さらに2012年に劇場公開された竹清仁さんの『放課後ミッドナイターズ』なども上映される。
商用オリジナルや自主制作などその目的も、新進の若手からベテランまでその制作者も幅広い。日本のアニメーションの多様性が確認出来る場となりそうだ。

トークは「JAAヒストリア~伝説のワークショップ1978」と「アニメーション・グレートジャーニー!~世界のアニメーション映画祭」のふたつのプログラムとなる。
「JAAヒストリア~伝説のワークショップ1978」では、日本アニメーション協会が発足した1978年、第1回目の講師と受講生たちを特集する。鈴木伸一さん、古川タクさん、はらひろしさんらが当時を振り返りながら30年以上前の貴重なワークショップ作品も披露する。
「アニメーション・グレートジャーニー!~世界のアニメーション映画祭」では権藤俊司さん、土居伸彰さん、水江未来さんが海外のアニメーション映画祭に関する秘話を紹介する。

関連イベントも行われる。8月2日には国立新美術館において「イントゥ・アニメーション前夜祭! ~ JAA歴代会長作品選」、8月11日まで杉並アニメーションミュージアムにおいて開催中の『プチ・イントゥ!~アニメーションの世界へ』が企画されている。さらに地方初のイベントとして11月に福島での企画も予定されている。
[真狩祐志]

イントゥアニメーション6
/http://www.jaa.gr.jp/into6/

開催時期: 2013年8月16日(金)~19日(月)の4日間
会場: 国立新美術館3F講堂および研修室
主催: 日本アニメーション協会(JAA)
特別協力: 国立新美術館
入場料: 無料
《真狩祐志》
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