東北支援版権フリーキャラ”東北ずん子” フリーソフトMMDモデルに

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 SSS合同会社(東京都)は2月21日より、東北企業による商用利用が可能なMMDモデル「東北ずん子」を公開した。「東北ずん子」は東北を支援する「版権フリー」のキャラクターだ。東北に本社を置く企業や東北を応援したいクリエーターであれば、事前申請無しに無償で利用できる。

 いっぽうMMDモデルは、「ニコニコ動画」などで人気のフリーソフト「MMD(MikuMikuDance)」を用いて動画を作成するためのキャラクター3DのCGモデルだ。MMDモデル「東北ずん子」は、ユーザーに­よる出資を募る「クラウドファンディング」により制作が決定した。21日現在、ベータ版として公開中で、正式版と同様に利用可能だ。

 本モデルは、「東北地方に本社を置く企業」に限り「商用利用が可能」とした初のMMDモデルだ。従来のMMDモデルと同様、非商用利用の場合は事前申請なしでの利用が可能なことはもちろん、MMDの登場で3Dモデルを使った広報のコスト・技術的な敷居が下がったことにより「商用の広報にもMMDモデルを使いたい」という東北企業の方々の要望に応えるモデルとなった。

 「東北ずん子」は SSSによって生み出され、2011年10月から始動したキャラクターだ。デザインのモチーフは東北名物の「ずんだ餅」。キャラクターデザインは江戸村ににこが担当した。年齢は17歳で身長157cm。趣味はずんだ餅作りで、将来の夢は東京にずんだカフェとずんだショップを開くこと。特技は弓道で、矢尻にずんだペーストを付着させて放つ必殺技『ずんだアロー』で、どんな餅もずんだ餅へ変えてしまうことができる。

 2012年1月には、ボイスロイド化を目指して「東北ずん子ファンド」が設立された。同年5月に満額の450万円に達し、アニメ『けいおん!』の田井中律役、アニメ『氷菓』の千反田える役などで知られる仙台出身の声優・佐藤聡美を声優に迎え、9月28日に商品化が実現した。ボイスロイド「東北ずん子」を使ったユーザーの作品は、動画投稿サイト「ニコニコ動画」にて200万再生を突破している。

 ボイスロイドの他にも、iPhoneアプリ、 Androidアプリをリリース。Twitterで毎週更新の小説を展開したり、コスプレイベントやご当地キャラクターイベントに参加したりするなど、東北地方のファンを中心に根強い人気を獲得しているキャラクターだ。

東北支援版権フリーキャラ「東北ずん子」がMMDモデルに

《編集部》

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