タツノコプロ50周年「一発必中!!デバンダー」制作決定 TAFで披露 | アニメ!アニメ!

タツノコプロ50周年「一発必中!!デバンダー」制作決定 TAFで披露

タツノコプロが、創業50周年記念作品の製作を発表した。オリジナルビデオアニメ(OVA)『一発必中!!デバンダー』である。

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 今年で創業50周年を迎えるアニメ製作の老舗竜の子プロダクション(タツノコプロ)が、創業50周年記念作品の製作を発表した。オリジナルビデオアニメ(OVA)『一発必中!!デバンダー』である。
 監督には数々のタツノコ作品を支えてきた笹川ひろしさんを起用する。さらにメカデザイナーにもスタジオの歴史に欠かせない大河原邦男さんが決定している。大河原邦男さんは、タイムボカンシリーズのメカや『機動戦士ガンダム』、『装甲騎兵ボトムス』などで知られる存在である。
 本作は、創業50周年にあたる2012年10月19日に、Blu-ray Discで発売する。本編は30分全1話完結、タツノコプロの歴史や資料を編集した豪華記念本とセットになる。

 『一発必中!!デバンダー』は、長年ファンに親しまれてきたタツノコプロの世界観を投入し、同時に現在の映像技術を盛り込んだ。作品のテーマは、「正義の主人公と悪の敵役との対決」である。
 大河原邦男さん描くコミカルなギャグメカとCGを駆使したハードでリアルな敵側ロボットが対決する楽しい映像となる。作品のターゲットは、小学校低学年の男女に加えてタツノコアニメで育った30代から40代の男女も視野に入れる。

 作品の主人公は、陽気で心優しいが少し気弱な少年・春風一馬、妹のサクラと愛馬ラブリーと共に、富士山を望むのどかな牧場に暮らしている。ある日、富士の樹海に流星が落下し、様子を見に行った一馬はムザンダ星からの使者ヒンケールとロボット馬のロボニーと出会う。
 一馬は地球征服を狙うムザンダの巨大戦闘メカに、ヒンケールから変身装置でヒーロー・デバンダーに変身し立ち向かうことになる。懐かしさと新しさが、新作アニメのキーワードになりそうだ。
 3月22日から東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2012会場内のタツノコプロブースでは、この『一発必中!!デバンダー』のPVも公開中である。

『一発必中!!デバンダー』

[メインスタッフ]
 監督: 笹川ひろし
 メカニックデザイン: 大河原邦男
 キャラクターデザイン: 上北ふたご
 シナリオ: 武上純希

       tatsunoko2012.JPG
        東京国際アニメフェア2012 タツノコプロブースの様子
《animeanime》
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