CG-ARTS協会は、品川のキヤノンSタワー2階にあるオープンギャラリーにて第17回学生CGコンテスト受賞作品展を開催する。学生CGコンテストは、学生によるコンピュータグラフィックス作品を顕彰するものとしてスタート、静止画や動画やインタラクティブなど幅広い作品を対象とする。デジタル分野の登竜門として注目が高い。 今回は17回目となるが、オンラインでの応募受付や審査のネット中継などと大々的な変革を行った。そのためコンテスト自体の開催期間は、受賞作品展のみならず、実質上3ヶ月に及ぶものになっている。 受賞作品展は、そうした応募作品、クリエイティブの成果を披露する場となる。受賞作品の数々は公式サイトでのも視聴可能であるが、制作から完成に至るまでのドローイングやコンテといった資料を展示する。作者のインスピレーションや着想の原点を辿ることが可能なのは作品展ならではだ。 一方、公式サイトで公開される作品集は、ノミネートを含めた計50作品が、審査員の評価付きで公開される。先の受賞作品発表時に公開されたデモでもあったように、TwitterやFacabookとの連動で誌面にコメントを記すことが出来る。 第17回学生CGコンテスト受賞作品展の会期は2月18日から2月29日まで。また23日には受賞者のトークも予定している。【真狩祐志】学生CGコンテスト /http://www.cgarts.or.jp/scg/電子書籍（作品集）※2月1日正式公開 /http://books.bookpic.net/2500100010100第17回学生CGコンテスト受賞作品展 会期 2月18日－29日（19日と26日は休館）会場 オープンギャラリー（品川）：キヤノンSタワー2F開館 10:00－17:30 ※23日は21:00まで入場料 無料受賞作品一覧 最優秀賞 『ホリデイ』 ひらのりょう 優秀賞 『雨ふらば風ふかば』 沼田友 『やさしいマーチ』 植草航 『ラップムシ』 成瀬つばさ 『USAWALTZ』 池亜佐美 『Your Thorn』 大橋史 審査委員賞 原田大三郎 ―『モラトリアム』 大久保郁美 木村了子 ―『はらぺこ～Hungry Forest～』 ARTLiVE（代表：三原麻実） 佐藤秀峰 ―『ようこそぼくです』 姫田真武 四方幸子 ―『トクトクマウス』 土居下太意 竹中直純 ―『BONNIE』 岡本将徳 水江未来 ―『scribbling』 平川亞希 企業賞 アドビシステムズ賞 ―『跡動』 黒田教裕 グリー賞 ―『minicom』 WAGOM（荒牧康治／鈴木龍彦／松葉知洋） ワコム賞 ―『rain town』 石田祐康
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