2011年12月17日に全国東宝系で公開されたCGアニメ映画『フレンズ もののけ島のナキ』が、好調だ。12月17日から1月5日までの興行で81万人以上を動員、興収は10億5000万円と10億円の大台を超えた。 これまで国内制作のフルCGアニメ、そしてオリジナル企画のアニメはヒットになり難いとされてきたが、本作は確かな成果を残した。今後の日本のCGアニメの動向にも影響を与えそうだ。 また、『フレンズ もののけ島のナキ』は、12月31日から1月1日の期間、興行通信の集計で興収は第2位、観客動員は3位だった。興収は期間中、邦画1位であった。公開初週はいずれも4位だったことから、3週目でランキングを上げる異例の展開となっている。 ヒットの理由は観客層の広がりにありそうだ。原作は、もともとよく知られた浜田廣介作の児童文学『泣いた赤鬼』である。本作ではそのキャラクターと世界観を最新のCGアニメーションで映像化した。口コミで作品の高い評価が広がっているという。 東宝によれば、本作はファミリー層に加えて女性の観客を捉まえている。また、レディースの動員も好調だという。 一方、『フレンズ もののけ島のナキ』は、2011年12月29日にスタートした韓国公開でも好調なスタートを切っている。公開初日は245スクリーンの大規模公開となり、さらに1月6日まで392スクリーンへと規模を拡大している。 現地発表で1月5日までの1週間の入場者数は29万9000人、興行22億400万ウォン(約1億5500万円)と大きなヒットとなった。こちらも日本アニメ、そしてCGアニメ映画として大きな実績を残した。『フレンズ もののけ島のナキ』 全国東宝系にて上映中/http://www.friends-movie.jp/ (c) 2011「friends もののけ島のナキ」製作委員会
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