マンガ教育や研究で先駆的な試みを続ける京都精華大学が、本年11月からさらに新たな取り組みに乗り出す。京都精華大学が運営するマンガ投稿・公開サイト「マンガク」が、11月1日10時からオープンする。 サイトでは投稿された作品のトップページをビジュアルで見せるかたちで、分かりやすくレイアウトされている。作品のコメント書きこみやお気に入り、お薦めなども投稿が可能になるなど、インタラクティブ機能、コミュニティ機能を盛り込んだ。 さらに教員によるレビューや竹宮惠子さんのマンガ力向上Q&Aなどを連載する。楽しみながらマンガの技術を伸ばすことが目指されている。 京都精華大学は「マンガク」の開設にあたり、「京都精華大学が運営するマンガを楽しみながら学べる投稿サイト-」を掲げる。また、サイトの特色として、サイトの運営に現役のマンガ家や編集者であるマンガ学部の教員が携わることを挙げる。 そして、インターネットでの展開については、これまで大学で培っきたマンガ教育のノウハウを時代に合わせるためだとする。今後は投稿作品コンテストなどの企画も予定しているとのことだ。これまでも京都国際マンガミュージアムをはじめ、これまでも様々な試みをしてきた同大学らしい取り組みだ。 「マンガク」のもうひとつの特徴は、サイトの利用を大学の学生、関係者に限らないことである。登録をすれば、誰でも作品を投稿・公開出来る。社会に広く開かれたマンガ教育、振興といった役割も担っているようだ。京都精華大学 /http://www.kyoto-seika.ac.jp/マンガを楽しみながら学べる投稿サイト「マンガク」/http://www.mangaku-seika.jp/
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