同時代のアニメーション作家を紹介 芸大映像研究科が連続講座 | アニメ!アニメ!

同時代のアニメーション作家を紹介 芸大映像研究科が連続講座

東京藝術大学大学院映像研究科は、この9月より「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~2011」と題した3回シリーズ

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 横浜にある東京藝術大学大学院映像研究科は、この9月より「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~2011」と題した3回シリーズの講座を開催する。
 講座は同大学院の教授で国際的にも知られたアニメーション作家の山村浩二さんがコーディネイト、講演、進行をする。いずれも海外からゲスト講師を招き、現在まさに世界各地で創作を続けている作家や作品について紹介する。

 9月18日は、山村さん自身の最新作である『マイブリッジの糸』を山村さんと本作のプロデューサーであるカナダ国立映画制作庁のマイケル・フクシマさんが講師となる。作品の制作プロセスについて詳細な解説を行うとしており、山村浩二の世界を知るのに見逃せないものとなる。
 10月8日のタイトルは、「キャロライン・リーフ、描くこと、動くこと」。砂アニメーションの表現で世界的に知られるキャロライン・リーフさん自身作品について語る。
 さらに11月26日には、ウクライナ出身のイゴール・コヴァリョフ監督がゲストとなる。演題は「商業と個人作品、イゴール・コヴァリョフ」。いずれの講座も、併せて作家の作品上映もする。
 講座は一般公開されており、誰でも無料で参加出来る。ただし、事前申込制をとっており、先着80名のみとなる。

 「コンテンポラリーアニメーション入門~現代短編アニメーションの見取り図~」は、2009年7月より始まった公開講座である。今年で3年目を迎える。
 世界各国を代表するアニメーション作家とその作品を取り上げることで、短編アニメーションの楽しさや広がりを紹介する。これまでにも多くの作家が講師となっており、注目の講座となっている。来年度以降も実施予定としており、続けて受講することでアニメーションへの理解が広がりそうだ。

「コンテンポラリーアニメーション入門
~現代短編アニメーションの見取り図~2011」

/http://animation.geidai.ac.jp/ca2011/

主催: 東京藝術大学大学院映像研究科 
共催: 横浜市文化観光局
協力: アニメーションズ /NFB(カナダ国立映画制作庁)/ ACME Filmworks

第7回講座
演題: マイブリッジの糸
2011年 9月18日(日) (申込期間:9月5日〜9月11日)
受付: 午後5時〜 
講演: 午後6時〜午後7時30分
上映作品(予定):『マイブリッジの糸』(2011) ほか
講師: 『マイブリッジの糸』プロデューサー マイケル・フクシマ、監督 山村浩二
《animeanime》
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