安野モヨコが描く「オチビサン」の世界 鎌倉のギャラリーに | アニメ!アニメ!

安野モヨコが描く「オチビサン」の世界 鎌倉のギャラリーに

安野モヨコさんが朝日新聞に連載中の『オチビサン』が、週末の鎌倉に姿をみせる。本作の最新刊第4巻が

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 安野モヨコさんが朝日新聞に連載中の『オチビサン』が、週末の鎌倉に姿をみせる。本作の最新刊第4巻が8月19日に発売されたのを記念して、鎌倉市のギャラリーヨコにて作品の展示会が開催される。8月26日、27日、28日の3日間、『オチビサン』の縁の地で作品の世界を紹介する。
 安野モヨコさん自身の手による本作の原画、さらに作品を生みだすポショワール技法の型紙や道具が展示される。また、『オチビサン』の世界を身の回りで実現するまめつぶ屋オリジナル商品の展示販売も行う。
 ギャラリーヨコはマンガ家横山隆一さんの生前にアトリエ、書庫を改築したスペースである。現代のマンガ家安野モヨコさんとそのスペースのコラボレーションという面もあり、そちらも興味深いところ。

 『オチビサン』さんは、『美人画報』や『働きマン』などの作品で知られるマンガ家の安野モヨコさんが、これまでとは違うタイプの作品として取り組んでいるものだ。アール・デコ様式の版画技法ポショワールを使うことで、美しく柔らかな色彩とタッチを実現する。
 作品の舞台は鎌倉のどこかにある豆粒町。主人公の男の子オチビサンは、本が大好きなナゼニやパンが大好きで食いしん坊のパンくいらの仲間と伴に暮らしている。誰もが感じる懐かしさや、やすらぎ、いたずら心をエッセンス、四季折々の自然の美しさなども盛り込む。世代を超えて多くの人に愛される作品となっている。

 展示会は3日間と限られているが、まめつぶ屋を中心に今後のさらなる展開も予定されている。これまでサイトだけで販売されていたアイテムをブックファースト吉祥寺店、ブックファースト北千住店などの書店、てぬぐい専門店「くるり」などで販売を開始する予定だ。また、ワークショップやエキュートなどでの展示会も計画する。
 まめつぶ屋のアイテムも80点と拡大している。20代から40代の女性に人気を博しているとのことだ。

     otibisan.JPG
      OCHIBISAN (c) ANNO MOYOCO

ギャラリー展示
開催日時: 2011年8月26日(金)、27日(土)、28日(日)
開催場所: 「ギャラリーヨコ」
鎌倉駅徒歩2分 /http://www.g-yoko.org/
企画協力: 有限会社ナンナントウ
協力: 朝日新聞社
開催時間: 金・土曜日11時~18時日曜日は17時で終了(入場無料)

「まめつぶ屋」
取扱い商品 布製品、便箋類、お茶など85品目
/http://www.mametsubu-ya.com/

《animeanime》
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