角川グループとドワンゴ、バンダイナムコグループが手を組んだ大型キャラクターコンテスト「テンキャラグランプリ」が開催される。「テンキャラグランプリ」は、ニコニコ動画、Twitterなどを中心にSNSを積極的に活用した新しいタイプのコンテストを目指す。 また、プロジェクトには角川グループのほかバンダイ、バンダイナムコゲームス、ドワンゴ、ニワンゴなどが協力する。そのうえでグランプリ作品は、これらの企業による出版化、商品化が検討される。さらにアニメ化までも視野に入れる。クロスメディア戦略を視野に入れた大型プロジェクトになる。 「テンキャラグランプリ」を主催するのは、テンキャラグランプリ実行委員会である。実行委員会は角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン、富士見書房の角川グループの主要出版4社が参加する。各社はこれまでも、マンガやライトノベルなどで独自の賞を持つが、今回はグループ4社が協力するのが特徴だ。 さらに大きな特徴は、ニコニコ動画との協力である。コンテストの詳細は8月8日24時から配信される「テンキャラグランプリ@ニコ生大放送」にて発表される。番組はその後も月2回のペースで実施、番組の視聴者からオリジナルのキャラクターを募集し、キャラクターの原案者とさらにアイデア追加者による共同作業でキャラクターを創り上げていく。 また、キャラクター自身だけでなく、その活用の仕方や賞金なども、視聴者の意見を取り入れるとしている。プロジェクト全体をコミュニュケーションのなかで生み出していくかたちを取る。 さらに注目されるのは、プロジェクトの展開の大きさだろう。実行委員会は、10年を超えるような息の長いキャラクターを目指すとしている。その展開として、出版化、商品化、アニメ化が据えられている。 角川グループにとっては新たな挑戦となるが、そのプロジェクトの場にニコニコ動画が選ばれたのは今年6月に行われた角川グループとドワンゴの資本提携ともつながっているとみられる。 角川グループは、新世代のメディアにかねてより関心が深く、今年6月にニコニコ動画を運営するドワンゴに約30億円を出資、第3位の株主となった。こうした協力関係を背景に早くも、プロジェクトが進み始めている。テンキャラグランプリ/http://www.10chara.com主催: テンキャラグランプリ実行委員会(角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン、富士見書房)協力: バンダイ、バンダイナムコゲームス、ドワンゴ、ニワンゴ期間: 2011年8月8日~2012年3月(予定)1st シーズン: キャラ原案(世界観・テーマ)募集2nd シーズン: キャラ育成案(メイン・サブキャラ、音楽、PV、絵コンテほか)募集Final: 原案者3 名による最終プレゼン→グランプリ発表(
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