ブラジルが熱い 19万人の日本祭や渡辺信一郎監督の訪伯等 | アニメ!アニメ!

ブラジルが熱い 19万人の日本祭や渡辺信一郎監督の訪伯等

7月第3週の週末は、ブラジルが注目だ。7月15日から17日までサンパウロで、南米最大の日本文化イベントFestival do Japaoが開催される。このイベントは、1998年に

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 7月第3週の週末は、ブラジルが注目だ。7月15日から17日までサンパウロで、南米最大の日本文化イベントFestival do Japaoが開催される。このイベントは、1998年にブラジル日本移民100周年を記念してスタートしたもので幅広い日本文化を披露する。今年で14回目を迎えるが、昨年の来場者は19万人と海外で毎年開催される日本カルチャーイベントで有数の規模を誇る。
 イベントはフランスのジャパンエキスポや米国のアニメエキスポよりも、より幅広い文化をカバーしたものだ。それでも、世界コスプレサミット2011のブラジル代表最終選考会も開催されるなど、ポップカルチャーの存在も大きい。

 ポップカルチャーを集中的に取り上げるのは、イベントのなかの「AkibaSpace」。ブラジルで日本コンテンツ関連事業を手がけるJBC出版が、昨年に引き続き出展する。「若者をターゲットとしたspace」というコンセプトを掲げ、マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、コスプレ、ファションなどを展開する。
 世界コスプレサミット代表最終選考会のほか、格闘技ゲーム大会や量販店FNACのブース、ファッションショーなどを企画する。JBC出版は日本のポップカルチャーはブラジルでも若者世代に人気があるとして、これを通じて日伯の文化交流を図りたいとする。

 もうひとつのトピックスは、ブラジルの映画祭The Anima Mundiのメインゲストとして日本のアニメ監督渡辺信一郎さんが招かれるというものだ。渡辺信一郎監督は『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』で、日本だけでなく海外でもよく知られた存在だ。
 ブラジルのアニメ情報メディアpapodedudega.comによれば、The Anima Mundiはブラジル最大のエンタテイメントイベントである。7月15日から24日まではリオデジャネイロ、27日から31日まではサンパウロで、作品上映やワークショップ、パフォーマンス、フォーラム・会議などが設けられる。渡辺監督は、『アイス・エイジ2』のカルロス・サルダーニャ監督らと伴にゲストとなる。期間中はトークショウなどを行う予定だ。

Festival do Japao /http://www.festivaldojapao.com
papodedudega.com /http://www.papodedudega.com/
The Anima Mundi /http://www.animamundi.com.br/en/festival/
《animeanime》
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