角川コンテンツゲート 電子書籍で「涼宮ハルヒの驚愕」発売 | アニメ!アニメ!

角川コンテンツゲート 電子書籍で「涼宮ハルヒの驚愕」発売

角川コンテンツゲートは、電子書籍プラットフォームBOOK☆WALKERにて、7月21日に人気ライトノベルシリーズの最新作『涼宮ハルヒの驚愕』の電子書籍を発売すると発表した。

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kyogaku.jpg 角川コンテンツゲートは、電子書籍プラットフォームBOOK☆WALKERにて、7月21日に人気ライトノベルシリーズの最新作『涼宮ハルヒの驚愕』の電子書籍を発売すると発表した。
 角川コンテンツゲートは、角川グループのデジタル部門の戦略会社でBOOK☆WALKERを運営している。BOOK☆WALKERでは、グループ出版9社からの作品をデジタル出版として配信している。

 涼宮ハルヒシリーズは海外を含む累計が1650万部に達する大ヒット作。その最新作『涼宮ハルヒの驚愕』は、印刷出版では5月25日に初回限定版、6月15日に通常版を発売したばかりだ。初版が前編、後編それぞれ51万3000部(合計102万6000部)と、ライトノベル史上最高となったことが話題を呼んだ。その作品登場は、BOOK☆WALKERの今夏の目玉になることは間違いないだろう。
 電子書籍版は、スニーカー文庫からの印刷書籍と同様に、前編、後編に分けられる。一方で書籍のタイトルは前編・後編とも、「BOOK☆WALKER special edition」とする。こちらはBOOK☆WALKERだけのおまけのイラストがついた特別版との位置づけだ。電子書籍だけの魅力も打ち出す。

 角川コンテンツゲートによれば、涼宮ハルヒシリーズの電子書籍の既刊販売は絶好調である。とりわけ『涼宮ハルヒの驚愕』が発売以後は、同シリーズがBOOK☆WALKERのライトノベルランキング上位を独占している状態である。
 シリーズ第1作『涼宮ハルヒの憂鬱』の電子書籍の累計販売部数は100万部を突破した。これはライトノベルとしては史上初となる。それだけに『涼宮ハルヒの驚愕 BOOK☆WALKER special edition』にも大きな期待がかかる。販売方法や販売価格などについては、今後発表される。

 角川コンテンツゲートは、出版社自らが電子書籍プラットフォームを構築する野心的な取り組みである。出版やデジタルコンテンツ関係者からの注目も高い。
 そうしたなか同社は、グループが得意とするライトノベルやマンガが成長ドライブのひとつになっているようだ。

BOOK☆WALKER  /http://blog.bookwalker.jp/
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