涼宮ハルヒシリーズは海外を含む累計が1650万部に達する大ヒット作。その最新作『涼宮ハルヒの驚愕』は、印刷出版では5月25日に初回限定版、6月15日に通常版を発売したばかりだ。初版が前編、後編それぞれ51万3000部(合計102万6000部)と、ライトノベル史上最高となったことが話題を呼んだ。その作品登場は、BOOK☆WALKERの今夏の目玉になることは間違いないだろう。 電子書籍版は、スニーカー文庫からの印刷書籍と同様に、前編、後編に分けられる。一方で書籍のタイトルは前編・後編とも、「BOOK☆WALKER special edition」とする。こちらはBOOK☆WALKERだけのおまけのイラストがついた特別版との位置づけだ。電子書籍だけの魅力も打ち出す。
角川コンテンツゲートによれば、涼宮ハルヒシリーズの電子書籍の既刊販売は絶好調である。とりわけ『涼宮ハルヒの驚愕』が発売以後は、同シリーズがBOOK☆WALKERのライトノベルランキング上位を独占している状態である。 シリーズ第1作『涼宮ハルヒの憂鬱』の電子書籍の累計販売部数は100万部を突破した。これはライトノベルとしては史上初となる。それだけに『涼宮ハルヒの驚愕 BOOK☆WALKER special edition』にも大きな期待がかかる。販売方法や販売価格などについては、今後発表される。