米国アカデミー アニメーション部門は「トイ・ストーリー3」 | アニメ!アニメ!

米国アカデミー アニメーション部門は「トイ・ストーリー3」

長編アニメーション部門(Animated Feature Film)は、リー・アンクリッチ監督による『トイ・ストーリー3』が選ばれた。ノミネートにはアニー賞で長編アニメーション部門を独占した『ヒックとドラゴン』

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 2月27日、米国ロサンゼルスのコダック・シアターで、第83回米国アカデミー賞(83rd Annual Academy Awards)の授賞式が行なわれた。2010年に最も優れたとして選ばれた20部門以上に及ぶ受賞作品、スタッフ、俳優が栄冠を手にした。

 このうち長編アニメーション部門(Animated Feature Film)は、リー・アンクリッチ監督による『トイ・ストーリー3』が選ばれた。ノミネートにはアニー賞で長編アニメーション部門を独占した『ヒックとドラゴン』や、世界的に高い評価を受けるシルヴァン・ショメ監督の『イリュージョニスト』もあったが、この2作品をかわした。
 本作はCGアニメーションで次々に傑作を生み出すディズニー/ピクサーの代表作の第3作にあたる。第1作、第2作の製作時には、アカデミー賞に長編アニメーション部門がなかったこともあり、今回シリーズ初のアカデミー賞受賞である。また、本作は長編アニメーション部門も含めて作品賞など5部門にノミネートされていたが、「We Belong Together」にて歌曲賞(Original Song)も受賞している。2冠を手に収めた。米国映画界の本作に対する評価の高さを示すものと言えるだろう。

 一方、短編アニメーション部門(Short Film (Animated))は、アンドリュー・ルヘマン氏とショーン・タン氏が共同監督した『The Lost Thing』であった。オーストラリアとイギリスの合作となった本作は、今年のフランス・アヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門のグランプリ・クリスタル賞の受賞作でもある。アヌシーに続く大きな受賞となる。
 作品はショーン・タン氏が自身で描いた絵本を映像化したものである。長さはおよそ15分ほど、空き瓶のコレクションが趣味の男の子が、浜辺で奇妙な生物と出会ったことでファンタジックなストーリーが展開する。

第83回米国アカデミー賞(83rd Annual Academy Awards)公式サイト
/http://www.oscars.org/awards/index.html
《animeanime》
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