日活 海外レーベル「SUSHI TYPHOON」に三池監督が参戦決定 | アニメ!アニメ!

日活 海外レーベル「SUSHI TYPHOON」に三池監督が参戦決定

『ヤッターマン』、『十三人の刺客』などで知られる三池崇史監督が生電話で出演、新たに「SUSHI TYPHOON」に参戦することを明らかにした。

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 2月24日からスタートした ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、今年7月からの国内公開が決定した「SUSHI TYPHOON」本邦初披露された。
 映画祭では千葉善紀プロデューサーをはじめ、千葉誠治監督、西村喜廣監督、井口昇監督、山口雄大監督、さらに自ら出演もする坂口拓監督が出演する豪華記者会見も開かれた。日本を代表するファンタスティク映画祭、夏からの国内レーベルスタートを盛り上げた。
 また、記者会見ではサプライズな発表もされた。『ヤッターマン』、『十三人の刺客』などで知られる三池崇史監督が生電話で出演、新たに「SUSHI TYPHOON」に参戦することを明らかにした。

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 「SUSHI TYPHOON」は、日活が海外向けにスタートしたコアファンに向けた映画レーベルである。アクションやバイオレンス、ホラー、コメディなどエンタテインメントを満載した作品を直接、北米で配給する。2008年に『片腕マシンガール』(井口昇監督)、『東京残酷警察』(西村喜廣監督)が海外DVD市場で驚異的なセールスを記録したことから海外市場攻略を目指し立ち上げた。
 第一弾は、千葉誠治監督の『AVN -ALIEN VS NINJA-』、その後『HELLDRIVER』、『極道兵器』『DEADBALL』と次々に展開する。7月からは国内公開も決定するなど、早くも海外からの逆輸入をしかける。

 会見で千葉善紀プロデューサーは、「これからはアメリカでヒットするような映画を外部からの面白い才能を取り入れて作っていきたい。『AVN -ALIEN VS NINJA-』の海外での反響はうれしかった。日本のお客さんに観てもらうのは初めてですが楽しんでいってください。」と早くも出ている反響に、今後も積極的に取り組む様子だ。
 そうした取組みに共感する多くの監督が集まり、レーベルのラインナップに厚みを生みだす。さらに大きな助っ人となるのが、三池崇史監督である。生電話を通じたコメントで、「最近大人しい映画ばかりなので過激な映画を撮りたい。「SUSHI TYPHOON」凄いことになっています。お楽しみに!」と「SUSHI TYPHOON」への参加を発表した。日本だけでなく海外でも著名な三池監督だけに、レーベルへの関心はさらに増しそうだ。

『AVN -ALIEN VS NINJA-』『HELLDRIVER』『極道兵器』『DEADBALL』
7月 銀座シネパトスほか全国順次公開
/http://www.sushi-typhoon.com/jp/

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
/http://yubarifanta.com
《animeanime》
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