劇場アニメ『鬼神伝』が、4月29日から全国公開することが発表された。大型歴史アニメーションとして、劇場映画激戦地のゴールデンウィークに登場する。
 『鬼神伝』は、推理小説作家 高田崇史さんの同名の小説を原作にする。高田崇史さんは歴史的な題材を作品に次々に取り入れることでファンから高い支持を集める人気作家だ。本作では、日本の歴史物語や民間伝承にしばしば現れる「鬼」の謎に迫る。

 アニメファンから注目されるのは、その制作スタッフ陣だ。監督にはベテランアニメーターとして数々の作品に参加してきた川﨑博嗣さん、キャラクターデザインに『NARUTO』シリーズや『スカイ・クロラ』で活躍する西尾鉄也さん、演出に『パルムの樹』の古川順康さんら。さらにオロチコンセプトデザインに大友克洋さんに加わるのも話題を呼びそうだ。
 アニメ制作を『NARUTO』や『Bleach』など世界的な大ヒット作を生み出してきた ぴえろが担当する。人気アニメを数多くの ぴえろだが、その中心はテレビシリーズとその劇場展開、今回は同社の新たな挑戦としても注目される。劇場アニメの新時代を感じさせる。

 また、声優陣も個性的だ。平安京にタイムスリップする中学生の天童純役を小野賢章さん、その平安京で「鬼」と呼ばれる民の少女 水葉役に石原さとみさんを起用した。さらに鬼と戦う貴族の僧侶 源雲役に中村獅童さんが特別出演する。
 音楽でも大物アーティストが参加する。宇崎竜童さんが、京都、平安の時代に相応しい和のテイストを盛り込んだ楽曲を生み出す。

 謎の魔物に追いかけられたことをきっかけに、主人公の少年 天童純が時空を超え平安の都に連れて行かれてしまうことから始まる。そこでは鬼と呼ばれる者たちが、妖術を使い自然を操り、都の安寧を脅かしている。
 そこで純は自分が封印されたオロチを目覚めさせ、この戦いに終止符をうつ伝説の御子であると聞かされる。そして、純の前に、鬼の一族の少女 水葉が現れ、鬼は邪悪なものでないと語る。純はどちらが正しいのか?自分は何を守るべきなのか?を問われる。

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『鬼神伝』 http://onigamiden.jp/4月29日(金・祝)より新宿ピカデリー他 GW全国ロードショー

[キャスト]
小野賢章、石原さとみ/中村獅童(特別出演)
近藤 隆、森久保祥太郎、伊藤健太郎、加瀬康之、小森創介、咲野俊介、東條加那子、相ヶ瀬龍史、野島昭生、塚田正昭

[スタッフ]
原作: 高田崇史「鬼神伝」(講談社刊)
監督: 川﨑博嗣
脚本: 荒川稔久、川﨑博嗣
絵コンテ: 川﨑博嗣、佐々木 守、小原秀一
キャラクターデザイン: 西尾鉄也
オロチコンセプトデザイン: 大友克洋
演出: 古川順康
音楽: 宇崎竜童
演奏 :續☆竜童組 太鼓: 林 英哲 
製作: 「鬼神伝」製作委員会 

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