米国視覚効果協会賞 短編アニメーション候補に「CAT SHIT ONE」

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catshiton.jpg 1月10日米国視覚効果協会(VISUAL EFFECTS SOCIETY:VES)は、2010年にリリースされた映像作品から映像視覚効果(VFX)の特に優れた作品を選ぶ第9回VESアワード各部門のノミネート作品を発表した。
 アワードは映画、テレビシリーズ、アニメーション、コマーシャル、ゲームムービーなどのおよそ24部門から構成される。このうち短編アニメーション部門(Outstanding Achievement in an Animated Short)に日本のCGアニメーション『Cat Shit One』が他の4作品と伴に候補に挙げられた。
 VESアワードの候補作は北米作品が多くを占めており、日本の作品がノミネートされるのは珍しい。同作が海外展開を目指し、YouTubeでの英語版配信や海外での上映などを行ったことで、作品のレベルの高さが目にとまったといえそうだ。

 米国視覚効果協会はエンタテイメント分野の映像効果の振興を目指し、米国を中心に映像ビジュアルの専門家が2000人以上加盟する。この分野で最大の団体である。映像視覚効果を対象にした賞はこれまでも映画賞のカテゴリーとしてあったが、業界が自ら広い分野にわたって選出するとしてVESアワードが誕生した。まだ9回目と歴史は長くないが、映像効果分野では最も注目されるものとなっている。
 今回は、劇場映画では『インセプション』、『ハリーポッター』、『トロン:レガシー』などゲームでは『Halo:Reach』などが候補に挙げられている。また、長編アニメーション部門では『塔の上のラップンッエル』、『ヒックとドラゴン』、『トイ・ストーリー3』、『シュレック・フォーエバー』、『ガフールの伝説』がノミネート作品になった。

 笹原和也監督、岡部淳也プロデューサー、アート・ディレクター石川智久さん、コンセプト・アーティスト岡部義之さんの名前が『Cat Shit One』の候補対象、制作者として挙げられている。
 『Cat Shit One』は小林源文氏さんのマンガを原作に、IDAとCGプロダクションのアニマが製作する。可愛いウサギがリアルな戦場で戦う物語をCGアニメーションで映像化した話題作である。
 日本からのVESアワードノミネートの快挙だが、それが国内のCGベンチャーによる作品ということはもっと重要かもしれない。日本のCGアニメーションが世界からひけを取らないことを示したのでないだろうか。
(C)2010 小林源文/anima・IDA

第9回 視覚効果協会賞 (9th Annual VES Awards)
/http://www.visualeffectssociety.com/

『CAT SHIT ONE −THE ANIMATED SERIES− 』
/http://www.ida-shop.com/category/12.html

原作: 小林源文(ソフトバンク クリエイティブ刊)
プロデューサー: 岡部淳也(株式会社IDA)
監督: 笹原和也(株式会社イルカ)
製作: 株式会社IDA/株式会社アニマ
《animeanime》

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