アニメ映画『戦国BASARA 劇場版』の公開日が、2011年6月4日に決定した。配給を行う松竹が1月3日に発表し、公式サイトもオープンした。アニメ『戦国BASARA』は、CAPCOMの開発した同名の人気ゲームソフトを原作にしている。同作は戦国時代を模した世界を舞台とするアクション・バトルが特徴だ。歴史考証にとらわれない独自の華やかな世界観が人気の秘密である。 ゲームは2005年7月発売の1作目から2010年7月発売の最新作『戦国BASARA3』まで、シリーズ累計220万本を突破。さらにマンガ化や舞台化などのメディアミックスは多方面に及び、多くのファンを獲得している。 そうした展開の中でも、人気をさらに加速させたのがアニメ化だ。2009年4月から放映されたアニメ『戦国BASARA』、2010年7月からの『戦国BASARA弐(ツー)』は、ファンからの絶大な支持を受けた。戦国武将の出身地とコラボレーションも話題を呼んでいる。 そして2011年、待望の『戦国BASARA 劇場版』の登場となった。劇場版制作決定はすで発表されていたが、今回公開日決定でさらに盛り上がりそうだ。 映画のストーリーは、関ヶ原の戦が鍵を握る。覇王・豊臣秀吉の起こした動乱は終結するが、戦乱の世は未だ終わることなく、新たな戦が日ノ本に起こる。秀吉を討った奥州の伊達政宗、その前に現れる石田三成。そして、武田と上杉の因縁に終止符が打たれようとした時に降り立った徳川家康。宿命を背負った武将たちは全ての決着を着けるため、決戦の地・関ヶ原へ集う。 歴史好きの女性たち「歴女」をはじめとする武将ブームの火付け役とも言われる本作が、いよいよ映画となって姿をみせる。また、今回の公開決定に併せて、キャラクターデザイン・総作画監督の大久保徹さんの描き下ろし劇場版キービジュアルも公開された。 配給を手掛ける松竹は、7月2日公開の『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』をアニプレックスと共同配給することも明らかにしている。2011年の夏は、アニメファンに人気の話題作を続けて手掛けることになる。 一方、今回は共同宣伝として、ポニーキャニオンの名前がクレジットされている。既に松竹は既に『機動戦士ガンダムUC』などでバンダイビジュアルと連携しており、アニプレックス、ポニーキャニオンとアニメを得意するパッケージメーカーとの協力が拡大しているようだ。『戦国BASARA 劇場版』 公式サイト /http://www.basara-movie2011.com/6月4日(土)新宿ピカデリー他にてロードショー[キャスト]中井和哉 / 保志総一朗 / 大川透 / 関智一[スタッフ]原作: CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)原作監修: 小林裕幸(CAPCOM)山本真(CAPCOM)監督: 野村和也 脚本: むとうやすゆき キャラクター原案: CAPCOM キャラクターデザイン・総作画監督: 大久保徹アニメーション制作: Production I.G 製作: TEAM BASARA 配給: 松竹 共同宣伝: ポニーキャニオン ©2011 CAPCOM/TEAM BASARA
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