「女子が読む少年マンガ誌」と印象的なコンセプトを掲げ、2011年に新しいマンガ雑誌が登場する。「コミックフラッパー」や「月刊コミックアライブ」などの雑誌で定評のあるメディアファクトリーが、2011年4月に新創刊する「月刊コミックジーン」だ。 女子のための少年誌という一風変わったコンセプトは、既存の少年誌や少女誌の概念を破壊することを目指すことを示す心意気だ。少年誌を読む女子が少なくない昨今とは言え、敢えてそれを掲げる「月刊コミックジーン」はかなり挑戦的な新雑誌である。 そんな誌面を作りあげるのは言うまでもなく作品を掲載する作家陣だ。既にメディアファクトリーは、第1弾と第2弾に分けてこの連載作家と一部タイトル名を発表している。 第1弾で発表されたのは3人。『まりあ†ほりっく』などの人気作品で知られた遠藤海成さんが、そのスピンオフ企画、そしてオリジナル完全新作のダブル連載に挑む。また、霜月かいりさんが『BRAVE10』、第4回MFコミック大賞受賞者の漣一弥さんが『吟遊戯曲Black Bard』を手掛ける。第2弾は青春さんの『残念、ここは世界の裏側です』、葛屋カツキさんの『てんか!』、田中ストライクさんの『イヴ・アンド・サーヴァンプス』(仮)の3名である。 そして、このほど第3弾、新たな3人の作家が発表された。藤山海里さん『虚構の王』、喜久屋めがねさんの『全員中2病学園』(仮)、狩野アユミさんの『独裁グリムワール』である。いずれの作品も詳細は明らかにされていないが、「月刊コミックジーン」の目指すマンガ誌を構成する重要な作品となる。 このあと連載陣第4弾の発表は、冬の祭典となる12月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催するコミックマーケット79で明らかにされる。会場で配布される「コミックジーン超創刊!!特製パンフレット」での発表する。また、公式ブログでも最新情報の更新を予定する。本誌登場まで、まだ3ヵ月以上あるが、既に熱気は十分高まっている。「月刊コミックジーン」 公式サイト /http://www.comic-gene.com/「月刊コミックジーン」 公式ブログ /http://www.comic-gene.com/blog/「月刊コミックジーン」 公式twitter /http://twitter.com/comicgene[連載第三弾タイトル] 藤山海里 「虚構の王」 (c)藤山海里/メディアファクトリー 喜久屋めがね 「全員中2病学園」(仮) (c)喜久屋めがね/メディアファクトリー 狩野アユミ 「独裁グリムワール」 (c)狩野アユミ/メディアファクトリー
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