沖縄発アニメ「島んちゅMiRiKa」制作 声優オーディションも | アニメ!アニメ!

沖縄発アニメ「島んちゅMiRiKa」制作 声優オーディションも

沖縄県でアニメを製作し、沖縄のアニメの開発力、技術力を広くアピールするプロジェクトが、このほどスタートした。

ニュース
注目記事
 沖縄県でアニメを製作し、沖縄のアニメの開発力、技術力を広くアピールするプロジェクトが、このほどスタートした。これは沖縄県観光農商工連携強化モデル委託業務(アニメ等モデル制作事業)の一環で、沖縄に拠点を持つプロダクション ソラティアがオリジナルアニメ『島んちゅMiRiKa』と題したアニメを制作する。
 12月7日に沖縄県庁で製作発表が行なわれ、この11月からそのパイロット版制作がスタートしたことを明らかにした。長さおよそ24分のパイロット版はこの11月から制作に入っており、2011年1月26日には東京・新高輪プリンスホテルで行われる「沖縄感謝の夕べ」にて予告編を上映する。3月下旬の完成を目指す。

 発表によれば今回のパイロット版アニメをきっかけに、その後の展開としてテレビアニメシリーズ化やキャラクターの育成を目指す。作品のキャラクターを核に農産物、観光、商工連携の各分野で県内での連携を行い、沖縄のアピールにつなげる。
 作品の監督にはテレビアニメ『火の鳥』や『ロケットガール』でキャラクターデザイン・総作画監督などを務めた大下久馬さん、脚本に平野靖士さん、美術監督に加藤浩さん、音響監督に鶴岡陽太さんらが参加する。制作のソラティアは1991年に設立、動画や仕上げを中心にアニメ事業を行ってきた。2009年9月に拠点を沖縄県うるま市に移した。
 本作の物語は、新しいアジアの未来像や社会・産業像の象徴となるものになるとする。作品のタイトルにある「MiRiKa」は、沖縄で盛んな「Musical(ミュージカル)」、「Ryubu(琉舞)」、「Karate(空手)」の頭文字を組み合わせたものだ。さらにこれらをイメージしたマイ(M)、ルリ(R)、ケイ(K)の3人の少女を主人公にする。

 また、12月7日からは、この主役3人の声優募集も開始している。12月21日まで(消印有効)、MiRiKaプロジェクト声優オーディションが受け付ける。こちらは声優オーディションを通して、エンターテイメン分野での沖縄の新たなる人材発掘、教育、マネジメントを目指している。詳しくはホームページより確認出来る。

        mirika001.jpg

『島んちゅMiRiKa』

[スタッフ]
 監督: 大下久馬
 脚本: 平野靖士
 美術監督: 加藤浩
 音響監督: 鶴岡陽太

『島んちゅMiRiKa』声優オーディション
/http://www.e-okinawa.co.jp/omac/mirika_audition/mirika.html
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集