11月26日、明治大学は中国の北京大学と「明治大学マンガ図書館北京大学閲覧室設立に関する意向書」の調印を行ったことを明らかにした。針谷敏夫副学長ら明治大学の関係者が北京に赴き、北京大学博雅国際会議センターにて、呉志攀北京大学常務副校長ら参加して調印式が行われた。 この意向書は、両大学が協力して北京大学の中での日本のマンガ・アニメ文化に関する資料展示を推進するものだ。明治大学がマンガ図書などの資料を提供、北京大学は閲覧室を提供し、その運営を行う。開設時期は明らかにしてないが、今後具体的な協議を推進するとしている。 明治大学は2008年の国際日本学部以降、ポップカルチャー分野の研究や振興、国際的文化交流に力を入れる。同大学のマンガ図書館は、東京・早稲田の現代マンガ図書館が所蔵する内記稔夫さんのコレクションを基礎に設立された。米沢嘉博記念図書館と併せて、明治大学が2014年に開設を目指す東京国際マンガ図書館(仮称)の先行施設との位置づけになっている。 蔵書数はおよそ18万冊、貸本マンガなどのマンガ文化創世記の資料も多く、国内有数のマンガ資料を誇る。現在は現代マンガ図書館を明治大学現代マンガ図書館として運営している。 また、明治大学と北京大学のポップカルチャー文化領域の学術交流は、今年春より始まっている。国際日本学部と北京大学外国語学院日本言語文化学部が、北京大学で日本のマンガ・アニメをテーマにした「日本マンガ・アニメカルチャー先端講座」を5月31日に実施している。『少女革命ウテナ』などの幾原邦彦監督や明治大学の藤本由香里准教授、森川嘉一郎准教授らが講義を行った。 11月23日には、この第2回がやはり北京大学で行われた。講師は『機動戦士ガンダム』などを手がけてきた富野由悠季監督である。当日は600名以上の聴衆が集まり、立ち見が出るほどの大盛況となった。明治大学 /http://www.meiji.ac.jp/
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