第12回DigiCon6 「Googuri Googuri」や「フミコの告白」など受賞 | アニメ!アニメ!

第12回DigiCon6 「Googuri Googuri」や「フミコの告白」など受賞

映像コンテスト「DigiCon6」の受賞作品が丸の内の丸ビルホールで発表された。DigiCon6は、2000年から

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 11月19日、TBSが開催している映像コンテスト「DigiCon6」の受賞作品が丸の内の丸ビルホールで発表された。DigiCon6は、2000年からクリエイターの発掘と育成を目的に開催されてきた。2006年からはアジア各国からも正式に作品の募集を開始し、各国で最優秀賞となった作品と日本国内の作品が本選で競う形式となった。
 今回の第12回からは日本国内でも予選が開催されることになり、予選で選ばれたアジア各国の各5作品と日本の5作品で本審査が行われた。例年アジアからの作品の多くがポスプロ作品、日本の作品の多くが学生作品となっているが、今年はこのレギュレーションの変更がどのように影響してくるかが焦点となっていた。

 その結果、Silver DigiCon6 Awardに三角芳子氏の『Googuri Googuri』、Encouragement Awardsの1作に石田祐康氏の『フミコの告白』が選ばれた。国内予選での結果は石田氏の『フミコの告白』が最優秀賞、三角氏の『Googuri Googuri』が優秀賞の1作であったが、本選とは異なる結果になっている。
 このほかの主な国内予選の受賞では、優秀賞の1作に柴田大平氏の『THE LIGHT OF LIFE』、サンライズ賞に金子修氏の『雨の休日』、BS-TBS賞にきのしたがく氏の『セピア色のとけい』、三菱地所賞にマシモユウ氏の『Travel of Art』、奨励賞にとくながまりこ氏の『ユートピアン』、努力賞に竹内泰人氏の『魚に似た唄』や奥田昌輝氏の『くちゃお』など、これまでも各コンテストや映画祭での受賞やネットで話題となった作品が揃っている。

 一方DigiCon6は前回、受賞した作品のうち有力なものは商品化を検討することも発表している。その際に発表されたのは長尾武奈氏の『チェーンソー・メイド』である。『チェーンソー・メイド』は、第10回に優秀賞と審査員の楳図かずお氏から特別賞を授与された作品で、10月29日にポニーキャニオンよりDVDが発売されている。
【真狩祐志】

TBS DigiCon6 /http://www.tbs.co.jp/digicon/

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第12回TBS DigiCon6 受賞作品

Golden DigiCon6 Award 
  『See Through』 Jokelete(中国)

Silver DigiCon6 Award
  『Googuri Googuri』 三角芳子

Bronze DigiCon6 Award
  『Kung Fu Bunny 3』 Li Zhiyong(中国)

Encouragement Awards
  『Temple Rider』 
  Radio Television Hong Kong/Simage Animation & Media Ltd.(香港)
  『フミコの告白』 石田祐康
  『CONTAINED』 Henry Zhuang & Harry Zhuang(シンガポール)

JAPAN Regional Awards

最優秀賞
  『フミコの告白』 石田祐康

優秀賞
  『THE LIGHT OF LIFE』 柴田大平
  『Googuri Googuri』 三角芳子

サンライズ賞
  『雨の休日』 金子修

アドビシステムズ賞
  『Ab-rah』 吉野耕平

HP & ATI賞
  『Amagoi』 鈴木一平

三菱地所賞
  『Travel of Art』 マシモユウ

BS-TBS賞
  『セピア色のとけい』 きのしたがく

奨励賞
  『ユートピアン』 とくながまりこ
  『DREAMER』 生田尚久

努力賞
  『穴』 牧野惇
  『TOKYO TELEPORT』 武田雄太
  『魚に似た唄』 竹内泰人
  『くちゃお』 奥田昌輝
  『fresh color』 アダチマサヒコ 
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