2010年3月24日から27日まで開催を予定する東京国際アニメフェア2011が、来年のクリエイターズワールドへの参加希望者募集を開始した。クリエイターズワールドは次世代クリエイターの育成およびメジャーへのキャリアアップ支援を目的としたプログラムで、アニメフェア開始から2年目の2003年より設置された。 毎年、東京国際アニメフェアに特別なコーナーを設けて、注目される若手クリエイターをピックアップして紹介し、ビネネスをはじめとする様々な展開を支援する。今年は9組が参加している。 さらに2008年からはクリエイターズワールド・アドバンスも開始された。こちらは過去の参加したクエイエイターのための出展スペースとなっている。クリエイターズワールドで実績を築いたクリエイターをさらに支援するものだ。今年は15組が参加していた。 クリエイターズワールドとクリエイターズワールド・アドバンスの併せて、今年の参加者数は計24組となり、小間の総面積としても過去最高の規模になった。東京国ア国際アニメフェアでも目を惹く存在だ。 今年のクリエイターズワールドの参加者も、その後、様々な活躍を見せている。近いところではOHRYS BIRDが6月に原宿で開催されたショートショートフィルムフェスティバル&アジア2010のミュージックShortクリエイティブ部門に『冬の話』、上甲トモヨシ氏が7月に韓国で開催されたソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF)2010の学生部門に『Lizard Planet』がそれぞれノミネートされるなどとなっている。 クリエイターズワールドは1組当たり2小間のブース、装飾も展示や上映を含めて全て無償であるのが魅力だ。応募の締め切りは11月30日である。一方、同時に第10回東京アニメアワードの公募情報も公開された。こちらの作品受付期間は10月12日から11月30日までとなっている。【真狩祐志】2011 参加クリエイター募集/http://www.tokyoanime.jp/ja/creators_world/2010entry/当サイトの関連記事/東京国際アニメフェア2010 クリエイターズワールド参加者発表