神戸観光のアニメ完成 最優秀賞受賞者が制作 | アニメ!アニメ!

神戸観光のアニメ完成 最優秀賞受賞者が制作

神戸市は神戸の観光をアピールするショートアニメーションを若手作家に依頼、このほど作品が完成しインターネット上で公開をした。長さおよそ4分ほどで、若手のアニメーション作家山元隼一さんが制作した。

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 神戸市は神戸の観光をアピールするショートアニメーションを若手作家に依頼、このほど作品が完成しインターネット上で公開をした。長さおよそ4分ほどで、若手のアニメーション作家山元隼一さんが制作した。
 作品はふらりと神戸に遊びに来て、どこに行ったらいいかわからない女子大生が主人公、その前に神戸を知り尽くした紳士が現れる。ミュージカル仕立てで、楽しく神戸の街の魅力を紹介する話に仕上がった。
 神戸市のホームページにあるKOBEムービーチャンネル6ch、YouTube上のKOBE CITY CHANNELなどで配信する。また、山元隼一さんのホームページでも公開されるほか、神戸ハーバーランド・スペースシアターハーバービジョンでの上映や上海万博会場内日本館の神戸ステージでの上映を予定する。

 アニメを制作した山元隼一さんは、昨年神戸市などが主催で行われた第14 回アニメーション神戸 デジタル・クリエーターズ・コンテスト」で最優秀賞を受賞した。今回のアニメ制作は、このコンテストの最優秀賞受賞者に対する発注として行われた。昨年度からスタートした試みだ。
 デジタル・クリエーターズ・コンテストは、アニメーションや映像の若手クリエーター発掘・育成を目的にしている。新作アニメーションの制作依頼は、こうした人材育成事業のひとつにもなっている。作品には声優で神戸実行委員会の委員長の神谷明さんも特別出演する。
 
 山元隼一さんは九州大学大学院芸術工学府在籍、これまでにも、ASIA GRAPHやBACA-JA2009でも最優秀作品賞を受賞、CGア二カップなどでも活躍している。昨年のデジタル・クリエーターズ・コンテストでは、「memory」で最優秀賞を受賞したほか、「熱血宇宙人」でもダイナイマイト賞を受賞している。すでにPVやドラマなどのドラマでも活動を行っているが、広く新作が紹介される今回の試みは大きなチャンスになるだろう。 
 アニメーション神戸は今年で15 回目、本年もデジタル・クリエーターズ・アワードは実施される。9月30日までエントリーを受け付ける。

アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/

[上映場所]
神戸市ホームページ(KOBE ムービーチャンネル6ch)
/http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/media/movie/kobe/
YouTube 「KOBE CITY CHANNEL」
/http://www.youtube.com/user/kobecitychannel
神戸市の公式観光サイト(Feel Kobe) 6月頃からスタート予定
山元隼一さんのホームページ「falcon-one」
/http://falcon-one.net/
*ほかハーバーランド・スペースシアターハーバービジョン、上海万博会場内日本館、6月5日、6日の神戸ステージで上映予定。
《animeanime》
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