角川、DeNA、ドコモが賞金500万円の投稿コンテスト開催 | アニメ!アニメ!

角川、DeNA、ドコモが賞金500万円の投稿コンテスト開催

角川グループのデジタル事業の戦略会社である角川コンテンツゲートは、4月1日に新たに設立された株式会社エブリスタと協力して、携帯サイトを利用した投稿型のマンガ、イラストのコンテストを開催する。

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kcg.jpg 角川グループのデジタル事業の戦略会社である角川コンテンツゲートは、4月1日に新たに設立された株式会社エブリスタと協力して、携帯サイトを利用した投稿型のマンガ、イラストのコンテストを開催する。
 「E★エブリスタ×角川コンテンツゲート コミック・イラスト大賞」と名づけられたイベントは、5月17日から9月1日までコミック部門とイラスト部門に分けて募集が行われる。コミック部門大賞の賞金は200万円、イラスト部門大賞は15万円、賞金総額は500万円とビッグになっている。

 株式会社エブリスタの資本金16億円のうち70%をモバイルコンテンツ事業大手のDeNAが、NTTドコモ30%を出資する。両社が協力してUGC(User Generated Content)サイトE★エブリスタ(エブリスタ)を運営する。
 エブリスタではユーザーが小説、マンガ、イラスト、写真や料理のレシピなども含めた様々なコンテンツを投稿する。そして作品を通じたコミュニケーションを作り上げる。ユーザーは自身の作品公開の場を得るだけでなく、サイトのコンテンツから生まれた収益からサポートも受けるとされている。

 サイトは5月中旬にプレオープン予定となっている。コンテストの大賞、優秀賞受賞者らは、このエブリスタでの連載作家になる権利が与えられる。大型コンテストの導入でレベルの高い作品の投稿を短期間で増やす狙いがあるとみられる。コンテンツ事業にノウハウがある角川グループがこれに協力するかたちだ。
 エブリスタではこのほか、手塚治虫作品のイラストや小説、マンガを募集する「手塚治虫作品 投稿イベント」、テレビアニメ『戦国BASARA 弐』を題材にしたイラストを募集する「TVアニメ『戦国BASARA 弐(ツー)』イラスト投稿イベント」も実施する。さらに幻冬舎と協力する賞金総額200万円の「E★エブリスタ小説大賞」も行う。相次ぐイベントの実施で大きな注目を浴びそうだ。

 一方、角川グループでは、3月にアスキーメディアワークスが、大手携帯投稿サイト「魔法のiらんど」を運営する株式会社魔法のiらんどを買収したばかりである。若い世代の新たなエンタテイメントの才能の発掘の場として、モバイルを積極的に利用することになる。

角川コンテンツゲート /http://www.kadokawa-cgate.co.jp/
株式会社エブリスタ /http://estar.jp/
《animeanime》
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