フランスのアニメーション教育の最高峰として知られるゴブラン・スクール・オブ・ビジュアル・アート(GOBELINS, School of Visual Communication)が、アヌシー国際アニメーション映画祭と手を組んで3DCG専門のアニメーター教育に乗り出す。ゴブラン校は2010年9月から、アヌシー映画祭を運営するCITA(City of Moving Images)と連携した3DCGアニメーターの教育コースをスタートする。 伝統的なアニメーション制作教育で知られたゴブラン校だが、独立した3DCGのための教育コースを設けるのは今回が初めてだ。アニメーションのCG化の波がゴブラン校にも押し寄せた。日本でも3DCGのアニメーター教育のあり方が論議され始めているが、フランスでも既に同様の流れが始まっている。