人間とアンドロイドが共存する時代、そのふたつを区別せずに扱う不思議な喫茶店「イヴの時間」を取り巻く物語を描いたアニメ『イヴの時間』が3月6日に劇場公開される。未来の時代を描いた作品らしく主要なメディアにインターネット配信を利用した話題作の劇場映画化である。
 インターネット配信では、シリーズ全6話で累計300万回以上も視聴されたるほどの人気を呼んだ。今回は、6つのエピソードをリニューアル、再編集、そして新作シーンも交えて『イヴの時間 劇場版』<ファーストシーズン完全版>とする。心温まるSFドラマ、青春ドラマである作品は、劇場公開でさらに多くの映像ファンに届けられることになる。

 劇場公開まで残り1ヶ月を切るなかで、映画に合わせた企画も次々に行われる。まずは池袋テアトルで行われる吉浦康裕監督作品の特集上映「吉浦康裕監督WORKS」だ。
 監督の前作で東京国際映画祭でも上映された『ペイル・コクーン』や『イヴの時間 act01:AKIKO(オリジナルバージョン)』などが含まれる。初期の作品である『我ハ機ナリ』、『キクマナ』、『水のコトバ』などは、大画面ではなかなか観る機会のないものだ。『イヴの時間 劇場版』を観る前、そして観た後に、訪れたい。上映時間はおよそ58分、21時からのレイトショーで料金は1000円均一、時間も料金も気軽に楽しむことが出来る。

eveSQEX.jpg 作品の展開は映画だけにとどまらない。2月19日に発売されるスクウェア・エニックスのマンガ雑誌「ヤングガンガン」で、太田優姫さんによるコミカライズ作品の連載が開始する。また、3月19日には小学館 ガガガ文庫から小説版「イヴの時間another act」が発売となる。こちらは水市恵さん著、イラストを茶山隆介さんが手掛ける。いずれも原作は吉浦康裕さん、『イヴの時間』の新たな世界が広がりそうだ。
 また、ユニークな試みでは、劇中に登場する店「イヴの時間」のオリジナルブレンドコーヒー「EVLEND(イヴレンド)」が、UCCフードサービスシステムズとシャディの協力により商品化される。物語でも重要な役割を占めるアイテムだけに、その味は一体?ファンには気になるところだ。
画像:コミカライズ版『イヴの時間』
(c)Yasuhiro YOSHIURA/DIRECTIONS,Inc.
(c)YUUKI OHTA/SQUARE ENIX

イヴの時間 劇場版」公開記念
【吉浦康裕監督WORKS】
2月27日(土)~3月12日(金)

池袋テアトルダイヤ レイトショー(21時~)
料金: 1000円均一
【上映作品】
『我ハ機ナリ』/『キクマナ』/『水のコトバ』/『ペイル・コクーン』
『イヴの時間 act01:AKIKO(オリジナルバージョン)』
『イヴの時間 劇場版<予告編>』  (合計 約58分)
詳細は http://www.cinemabox.com/ にて

『イヴの時間 劇場版』 http://timeofeve.com/
3月6日(土) 池袋テアトルダイヤ
春休みテアトル梅田

原作・脚本・監督: 吉浦康裕
キャラクターデザイン・作画監督: 茶山隆介
音楽: 岡田徹
主題歌: Kalafina 「I have a dream」(SME Records)
アニメーション制作:スタジオ六花  制作:ディレクションズ
配給: アスミック・エース 《animeanime》