現実がアニメに追いついた「東のエデン」AR舞台挨拶 | アニメ!アニメ!

現実がアニメに追いついた「東のエデン」AR舞台挨拶

イベント・レポート

edenar2.JPG 1月9日、東京・テアトル新宿で『東のエデン 劇場版I The King of Eden』の舞台挨拶が行われた。2009年11月20日の公開から3度目の舞台挨拶となる神山健治監督、そして滝沢朗役の木村良平さん、板津豊役の檜山修之さんが登壇した。
 今回初の舞台挨拶の檜山さんは「まさか板津役で舞台挨拶するとは思わなかった。嘘だろう!おい!」と表現。そして、公開から一ヶ月半もたった挨拶はあまりないパターンと驚いた。

 板津役の檜山さんが登場するのは訳がある。今回は「AR(拡張現実)舞台挨拶」となっているためである。これは『東のエデン』の中で登場した「東のエデンシステム」を、劇場で再現するという大胆な試みだ。そこで劇中で、「世間コンピューター」を完成させた板津=檜山修之さんの出演となった。
 ところが実際の檜山さんは、パソコンはソリティアしかやっていないと、普段はPCとあまり縁がないという。「さっぱり分からない。ついていけない」発言も。劇中のセリフは、役者としての技術で表現しているそうだ。そして、ARの実現を体験しながら、役者は面白いと舞台挨拶を楽しんでいた。

 神山監督、木村さん、檜山さん、そして観客を驚かせた今回のAR舞台挨拶を実現させたもうひとつの主役が、「AR三兄弟」である。AR三兄弟はARを利用して様々な作品創作を行うユニット。今回は特定の物体をカメラで捉えるだけで、それに対して書き込まれた情報を画面に表示する「東のエデンシステム」を開発した。
 このシステムは1月7日から吉祥寺パルコの「東のエデンプレミアショップ」で公開中だが、今回は劇場の大スクリーンに映し出した。AR三兄弟の解説で次々とスクリーンに現れる数々のシステム、インタラクティブな情報のやりとりなどに、満員の劇場は驚きの声で溢れた。
 木村良平さんも、こうしたやりとりに参加。「これはすごい。すごい感動しました」とやはり驚きを隠せない様子だった。

 神山監督はアニメ、SFで描いたことが、早くも現実化することに、作品で描いた時代はもうすぐそこに来る、このまま行けばさらに先に進むのではないかと満足な様子。
 そして、今回の舞台挨拶に、「これだけの人が来てくれる。心から感謝します」と話す。これからもいいものを作って行きたいので、さらに『東のエデン』を広げてくれればうれしいです、と言葉を結んだ。

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『東のエデン劇場版I The King of Eden』
2009年11月28日(土)公開
『東のエデン劇場版II Paradise Lost』
2010年3月公開 
/http://juiz.jp/blog/

配給: アスミック・エース

原作・脚本・監督 神山健治 
キャラクター原案 羽海野チカ
《animeanime》
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