明治大学が世界最大級のマンガ図書館 2014年設立目指す

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 明治大学がマンガ、アニメ、ゲーム分野でのビッグプロジェクトを進めている。世界最大級のマンガ、アニメ、ゲームのアーカイブ施設である「東京国際マンガ図書館」(仮称)を、2014年をめどに設立することが明らかになった。
  「東京国際マンガ図書館」(仮称)は、東京都千代田区の明治大学駿河台キャンパス猿楽町地区内に新たな施設を建築する。設立後はマンガ、アニメ、ゲームの大型施設、研究施設、アーカイブとして、日本のポップカルチャー文化に大きな影響を与えることになりそりそうだ。

 明治大学によればマンガ図書館は、複数のコレクションからなる専門図書館、ミュージアム、シアター、イベント会場、研究室などが設けられる。マンガやアニメ、ゲームその関連分野の資料保存と学術、文化的運用を行うとしている。
 収蔵対象はマンガやアニメ、ゲーム分野の書籍、同人誌、マンガ原稿、アニメの原画、セル画、フィルム、さらにアニメのパッケージソフトやゲームソフト、基盤、筐体、キャタクター商品、フィギュアにまで至る。仮称ではマンガ図書館とされているが、実際にはもっと幅広いポップカルチャー全体をカバーするものとなりそうだ。
 国内では同様の施設に京都国際マンガミュージアムや杉並アニメーションミュージアムといったものが既にある。しかし、そうした施設はひとつのジャンルに特化している。今回の構想ではより包括的な大型施設が目指される。

 明治大学は今年10月31日に、故米沢嘉博さんの蔵書を核に「米沢嘉博記念図書館」を先行施設としてオープンする。この14万冊以上の書籍、そして2004年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「おたく展」展示物が現在収録済のコレクションの核となっている。さらに今後も収集を進める予定だ。
 また、設立にあたっては、現代マンガ図書館、コミックマーケット準備会、アーケードゲーム博物館計画、海洋堂、COMIC 1準備会、COMITIA 実行委員会、国際交流基金が協力を行う。

 マンガ、アニメ、ゲームといったポップカルチャー分野の資料は、大衆的なものであるが故に制作資料が失われるケースが多い。また、書籍や映像、ソフトなども、大量生産商品であるため、いつでも手に入ると思われがちだ。
  しかし、これまで系統だった収集が行われていないため、実際には驚くほど短期間でこうしたものが姿を消してしまうケースも多い。今回の計画は、こうしたポップカルチャー分野が抱える資料保存や研究の問題も解決する意義深いものとなるだろう。

明治大学 /http://www.meiji.ac.jp/
《animeanime》

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