国内の大学や専門学校など、アニメーションの教育機関で学ぶ学生の作品を一同に紹介するインター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2009が、9月に東京と京都のふたつの会場で行われる。 東京会場は9月11日から14日まで新国立美術館で、京都では京都国際マンガミュージアムを会場に9月21日から23日まで3日間を行う。フェスティバルは京都会場でミュージアムの入場料が必要なほかは無料となっている。 ICAFは学生のための本格的なアニメーションフェスティバルとして2003年にスタートした。作品の上映機会の限られる学生に上映機会を提供すると同時に、クリエイター同士の横のつながりなどの交流を目指す。2009年は幹事校となる多摩美術大学、東京工芸大学、武蔵野美術大学など十数校が参加する大規模なものとなっている。 既に様々なコンテストで注目されている学生も多いが、近年盛り上がりを見せている若い世代の最も新しいアニメーション作品をまとめて鑑賞出来る貴重な機会となる。 期間中は作品の上映のほか、シンポジウムや基調対談、それに懇親会も用意する。シンポジウムでは、世界最高齢アニメーション作家集団を名乗る「G9+1」のメンバーが若い世代にメッセージを伝えるユニークなものとなる。 「G9+1」はICAF2009の実行委員長でもある古川タクさんら、日本を代表するアニメーション作家が結成したグループで現在注目を浴びている。今年のICAF2009は、新旧の才能が交差する面白い舞台となりそうだ。ICAF2009 公式サイト /http://www.icaf.info/[上映会期]東京会場: 国立新美術館2009年9月11日(金)‐9月14日(月)京都会場: 京都国際マンガミュージアム2009年9月21日(月)‐9月23日(水)主催: インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会 共催: 国立新美術館 京都国際マンガミュージアム 日本アニメーション学会(JSAS) 日本アニメーション協会(JAA)[参加校]阿佐ヶ谷美術専門学校、IAMAS岐阜県国際情報科学芸術アカデミー/情報科学芸術大学院大学、大阪芸術大学、京都精華大学、神戸芸術工芸大学、女子美術大学、成安造形大学、創形美術学校、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、東京デザイナー学院、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、早稲田大学川口芸術学校 協力: Les e・magiciens、Chambre de commerce et d'industrie de Valenciennes、オフィスH*詳細は公式サイトにて確認ください。
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