「空の境界」アニメ史の事件は最終章へ 舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

「空の境界」アニメ史の事件は最終章へ 舞台挨拶レポ

イベント・レポート

 2007年12月1日に、テアトル新宿のレイトショー上映からスタート、その圧倒的な人気が瞬く間に全国に広がって・・・、今では多くの人に語られる様になった劇場アニメ『空の境界』のサクセスストーリーだ。
 8月8日、その出発点となったテアトル新宿で、シリーズ最終章の『殺人考察(後)』の劇場公開が始まった。そして公開初日には、両儀式役の坂本真綾さん、黒桐幹也役の鈴村健一さん、白純里緒役の保志総一朗さんが登場する舞台挨拶が行われた。
 壇上には近藤光社長をはじめとするアニメ制作のufotableの主要スタッフも登場、さらに事前には告知されていなかった主題歌を担当するKalafinaも現われサプライズのゲストになった。シリーズのフィナーレを飾るに相応しい豪華なゲスト陣である。

 主演の坂本真綾さんは、「ずっと『空の境界』と一緒に駆け抜けて来ましたが、それも終わってしまう」と、充実感と伴にやや寂しさを感じさせるコメント。そして、この作品と一緒にという感覚は、多くのファンやスタッフにとっても共通のものに違いない。
 第一章の劇場公開からだけでも、2009年8月8日まで2年近く、その間7本もの映画を伴に体験したことになるからだ。立見も多数出た今回の舞台挨拶でも、通常の映画とは異なる会場の一体感があり、関係者への拍手もひと際大きく、また暖かいものだ。

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 Kalafinaにとっては、『空の境界』はユニットの生まれた場所であり、まさに一緒にといって間違いないだろう。Wakanaは、「Kalafinaはここからスタートしました」と映画とファンに感謝し、Keikoは「ここにいるみんなと同じ気持ちです。待ちに待ちました」と話す。そしてHikaruは「映画にぴったりの曲になりました」と第七章の曲もアピール。
 実は今回の映画は、上映直前にあがったばかり、スタジオから直に持って来たという。Keikoだけでなく、参加したゲストも含めて完成した映像を観た人はほとんどいない状態だという。鈴村健一さんも「一足先に声は収録したけれど、皆さんに観て貰うことで初めて完結する」と、今回の上映こそが本当の終わりだとする。

 近藤光社長は「ギリギリまで作っていました。アニメ虎の穴に入った様な時もありました」と語り、制作が最後まで全力投球であったことを伺わせる。そして「スタッフ一同ありがとうございます」と長編シリーズの最後の挨拶を締めくくった。
 そして、最後には原作者奈須きのこさんから預かったメッセージを坂本真綾さんが読み上げた。奈須きのこさんは最終章について「遂にこの時が来ました」、そして「これだけの熱意と期待を持たれたのはアニメ史に残る事件でした」と、自らの作品が生み出した一大ムーブメントを振りかえった。また「2009年はごちそうのような映画の多い年、そのごちそうの中に『空の境界』が混じっていることを願います」とのことだ。

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『空の境界』 公式サイト /http://www.karanokyoukai.com/
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