特撮番組「牙狼」が3D立体映画化 2010年公開決定 | アニメ!アニメ!

特撮番組「牙狼」が3D立体映画化 2010年公開決定

 東北新社は、2005年に製作した特撮テレビドラマ『牙狼』を劇場映画化することを明らかにした。映画のタイトルは『牙狼~RED REQUIEM』、また映像は最新の技術を盛り込んだ全編3D立体映像となる。
 この映像は東北新社のグループ会社でCG・VFX映像を専門

ニュース
注目記事
 東北新社は、2005年に製作した特撮テレビドラマ『牙狼』を劇場映画化することを明らかにした。映画のタイトルは『牙狼~RED REQUIEM』、また映像は最新の技術を盛り込んだ全編3D立体映像となる。
 この映像は東北新社のグループ会社でCG・VFX映像を専門とするオムニバス・ジャパンが開発した最新の3D技術を利用する。リアルなアクションシーンが、最大の見所になる。2010年の劇場公開を目指す。

         GARO1.jpg
          (c)2010雨宮慶太/東北新社

 『牙狼』は2005年10月から2006年3月まで、半年間にわたりテレビ東京系の深夜枠で放映された。特撮映画に定評のある雨宮慶太さん原作、総監督による作品は、『戦隊シリーズ』や『仮面ライダー』シリーズなどと一線を画した大人の特撮番組を意図し制作された。
 作品では全身を黄金の甲冑で包んだ黄金騎士ガロが、人類を襲う魔獣・ホラーを相手に戦う。全編に漂うダークな雰囲気や予算をかけて作られた特撮シーンの評価は高く、マニアックな人気を誇っている。
 映画では雨宮慶太さんが監督となり、高く評価されたスタッフが再結集する。アクション監督には『K-20 怪人二十面相・伝』の記憶も新しい横山誠さんが務める。撮影はすでに7月からスターしている。

         GARO2.jpg
          (c)2010雨宮慶太/東北新社

 3D立体映画は世界では劇場アニメーションの新しい潮流となっているが、日本ではようやく動き始めたばかりである、これまでに実写映画では10月公開の『戦慄迷宮3D』、アニメ映画では東映アニメーションの『きかんしゃ やえもん』(10月公開)が発表されているが、その数はまだまだ少ない。
 今回の『牙狼~RED REQUIEM』は、日本の3D立体映画の先駆けのひとつとなるだろう。特に、派手なアクションやVFX映像こそが3Dの見所になると考えられているだけに、今後のSF映像3D化の試金石になるに違いない。

『牙狼~RED REQUIEM』 公式サイト /http://www.garo-3dmovie.jp/
2010年 3D公開

製作/制作: 東北新社
技術協力: オムニバス・ジャパン
配給: 東北新社
監督: 雨宮慶太(『ゼイラム』ほか)
アクション監督: 横山誠 (『K-20 怪人二十面相・伝』ほか)
協力: サンセイアールアンドディ

『牙狼』テレビシリーズ公式サイト /http://www.tv-tokyo.co.jp/garo/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集