米国アカデミー賞ギャラリー 日本アニメの特別展開催 5月15日から | アニメ!アニメ!

米国アカデミー賞ギャラリー 日本アニメの特別展開催 5月15日から

 米国アカデミー賞の授与で知られる米国映画芸術科学アカデミーは、5月15日からカリフォルアニ州ビバリーヒルズにあるアカデミー賞ギャラリー(Academy Galleries)で、日本アニメにスポットを充てた特別展を開催する。
 特別展は『アニメ!ハイアートからポップカル

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 米国アカデミー賞の授与で知られる米国映画芸術科学アカデミーは、5月15日からカリフォルアニ州ビバリーヒルズにあるアカデミー賞ギャラリー(Academy Galleries)で、日本アニメにスポットを充てた特別展を開催する。
 特別展は『アニメ!ハイアートからポップカルチャー: ANIME! High Art - Pop Culture,』と題される。日本の劇場アニメやテレビアニメを中心に、およそ400点のセル画、映像、キャラクターモデルなどを展示する。
 『AKIRA』や『ドラゴンボールZ』、『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』、『劇場版 ポケットモンスター』、『もののけ姫』、『美少女戦士セーラームーン』、『遊戯王』などを取上げる。いずれの作品も過去20年間に、米国の映画・TV業界に大きな影響を与えた作品である。

 アカデミー賞ギャラリーは、ハリウッド映画の中心地ビバリーヒルズに位置する米国映画芸術科学アカデミーの本部に設けられている。本格的な展示スペースであるフォースフロアーギャラリーと1階のグランドロビーギャラリーからなる。
 今回の特別展はこの両方を利用して、8月23日まで行われる。夏休みシーズンを含み、盛り上がる季節での長期開催となるだけに、多くの来場者を集めることになりそうだ。

 米国映画芸術科学アカデミーは、今回の特別展でアニメの歴史、美学、作品、そしてテレビ番組やゲームソフトまで含めて言及する。さらにアニメとマンガの関係にも着目し、浮世絵から現在の大衆マンガまでを取上げる。
 米国では2000年初期にテレビ番組やキャラクターとして日本のアニメやマンガへの関心が高まった。最近ではそれに加えて、ハリウッド映画の原作としての注目も高まっている。ハリウッド映画の中心でアニメやマンガが紹介されるのは、そうした現在のトレンドも影響しているかもしれない。

 この特別展は同じビバリーヒルズにあるドイツセンター ロセンゼルスの協力により実現した。同じ展覧会は、昨年フランクフルトにあるドイツ映画博物館でも開催されている。
 展覧会は入場無料で火曜日から日曜日まで開催、平日は10時から17時まで、土曜日、日曜日は12時から18時まで、国民祝日の前後は特別休館日となる。

米国映画芸術科学アカデミー /http://www.oscars.org/
Academy Galleries
/http://www.oscars.org/events-exhibitions/venues-ticketing/galleries.html
《animeanime》
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