東京アニメアワードに「崖の上のポニョ」、「マクロスF」、「ギアス」も | アニメ!アニメ!

東京アニメアワードに「崖の上のポニョ」、「マクロスF」、「ギアス」も

 東京国際アニメフェア実行委員会は、今年で8回目を迎える東京アニメアワードの受賞作品と受賞者を決定した。
 東京アニメアワードのノミネート部門は、前年一年間に商業公開されたアニメーション作品の中から最もアニメ業界に貢献した作品をアニメーションオブザイヤ

ニュース
注目記事
 東京国際アニメフェア実行委員会は、今年で8回目を迎える東京アニメアワードの受賞作品と受賞者を決定した。
 東京アニメアワードのノミネート部門は、前年一年間に商業公開されたアニメーション作品の中から最もアニメ業界に貢献した作品をアニメーションオブザイヤーとし、さらに12部門から優秀作品とクリエイターを決定する。選考はアニメ業界の関係者と専門家が投票によって行われている。

 そして2008年の作品の中から宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』が、アニメーションオブザイヤーとして選ばれた。『崖の上のポニョ』は興行収入155億円で2008年のトップになり、アニメ業界の核となっただけでなく、その奇抜な物語と全編手描きというアニメーション技術で話題となった。毎日映画コンクールの大藤信郎賞も既に受賞しており、子供から専門家まで高く評価されている。
 『崖の上のポニョ』はこのほか、国内劇場部門優秀作品賞と、監督賞と原作賞で宮崎駿さんが、美術賞を美術監督吉田昇さんが受賞し、5部門を獲得した。

 また、テレビ部門で注目となったのは、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』と『マクロスF』の2作品である。両作品は、テレビ部門の優秀作品賞を分け合った。
 『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』は、大河内一楼さんが脚本賞を、福山潤さんが魅力的な声で演じたルルーシュ役で声優賞を受賞している。
 『マクロスF』は、音楽賞で菅野よう子さんが受賞している。昨年、アニメ音楽シーンで大きな話題を呼んだ『マクロスF』の音楽を支えた菅野よう子さんは、昨年の『劇場版アクエリオン 』に続く2年連続の受賞である。

 OVA部門は、実写映画との連動したプロモーションでも話題になった『デトロイト・メタル・シティ』が、海外劇場部門優秀作品賞はドリームワークスアニメーションの『カンフー・パンダ』である。
 さらに、キャラクターデザイン賞は、『スカイ・クロラ』の中で、シンプルながら動き出すと魅力なキャラクターを実現した西尾鉄也さんが選ばれた。

東京国際アニメフェア2009 公式サイト /http://www.tokyoanime.jp/ja/

第8回東京アニメアワード 【受賞作品・受賞者一覧】

■ アニメーションオブザイヤー
     崖の上のポニョ

■ テレビ部門優秀作品賞
     マクロスF (フロンティア)
     コードギアス 反逆のルルーシュR2

■ OVA部門優秀作品賞
    デトロイト・メタル・シティ

■ 海外劇場部門優秀作品賞
    カンフー・パンダ

■ 国内劇場部門優秀作品賞
    崖の上のポニョ

■ 監督賞 
    宮崎駿(崖の上のポニョ)

■ 原作賞
    宮崎駿(崖の上のポニョ)

■ 脚本賞
    大河内一楼(コードギアス 反逆のルルーシュR2)

■ 美術賞
    吉田昇(崖の上のポニョ)

■ キャラクターデザイン賞
    西尾鉄也(スカイ・クロラ)

■ 声優賞
    福山潤(コードギアス 反逆のルルーシュR2)

■ 音楽賞
    菅野よう子(マクロスF (フロンティア))
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集