マンガ大賞今年も開催 一次選考始まる | アニメ!アニメ!

マンガ大賞今年も開催 一次選考始まる

 2008年、開催第1回ながら大きな反響を呼んだマンガ大賞が、「マンガ大賞2009」として今年も開催される。マンガ大賞は、マンガ読みが前年一番のマンガを選ぶ賞として誕生したものだ。
 のべ数万冊のマンガから、今、この瞬間、いちばんおもしろいマンガはどれかとして

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 2008年、開催第1回ながら大きな反響を呼んだマンガ大賞が、「マンガ大賞2009」として今年も開催される。マンガ大賞は、マンガ読みが前年一番のマンガを選ぶ賞として誕生したものだ。
 のべ数万冊のマンガから、今、この瞬間、いちばんおもしろいマンガはどれかとして、前年に発表された作品の中から決定する。

 国内にはマンガに関する賞は多いが、その賞の大半は出版社やマンガ家によって選ばれるものである。マンガ大賞はマンガの読み手、マンガ好きが選ぶ賞として、審査には出版社やマンガ家を含まないユニークなものとなっている。
 さらにユニークなのは選考作品を、2008年1月1日から12月31日までに単行本が発売された作品のうち、最大巻数が8巻までのマンガに(過去のマンガ大賞受賞作は除く)絞っていることである。これは連載期間の長い作品は既に評価が固まっていると考え、「今、この瞬間」という時代性を求めているようだ。

 一次選考では選考員が最大5作品を選び、投票を行う。二次選考では、一次選考投票上位10作品をノミネート作品とする。
 そのうえで選考員は全ノミネート作品を読んだうえで、それぞれが1、2、3位を選定する。その後ポイント制で集計し、最もポイントの多かった1作品をマンガ大賞の受賞作品とする。選考経過を公開し、選考員にも全作品読破の義務を課す点も個性的な特長である。

 マンガ大賞の昨年の受賞作品は、石塚真一さんの『岳』。多くの人がその結果に納得と、賞自体も高い評価だった。そうした確かな審査から、2009年以降の開催を期待する声も大きかったので、マンガ大賞2009開催は朗報だ。
 マンガ大賞実行委員会によれば、既に候補作品を選び出す選考員へのエントリーと一次選考の依頼は終了、現在は投票作業中だという。今後1月19日にノミネート作品を発表し、そして二次選考に進む。さらにこの二次選考を経て、3月下旬頃に授賞式と発表を行う予定である。

マンガ大賞 公式サイト /http://www.mangataisho.com/
《animeanime》
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