海外で評価されるコンテンツ1位アニメ 2位マンガ ネット調査から | アニメ!アニメ!

海外で評価されるコンテンツ1位アニメ 2位マンガ ネット調査から

 ネット調査のネットエイジアは、インターネットを通じて「日本映画の海外における評価に関する調査」を発表した。これらはネットエイジアが行う自主調査の一環で、同社は定期的にメディアやトレンドについてアンケートを行っている。
 今月初旬にインターネットを利

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 ネット調査のネットエイジアは、インターネットを通じて「日本映画の海外における評価に関する調査」を発表した。これらはネットエイジアが行う自主調査の一環で、同社は定期的にメディアやトレンドについてアンケートを行っている。
 今月初旬にインターネットを利用して調査を行い、20歳から59歳の男女200名ずつ、合計400名が回答を行った。

 この「日本映画の海外における評価に関する調査」では、先日、コンペティション部門に日本作品が3作品出品されたヴェネチア国際映画祭と海外で評価される日本コンテンツのジャンルについて聞いている。
 回答者のうちヴェネチア国際映画祭に日本の映画が出品されることを知っていたのは、全体の75.3%だった。同映画祭への注目は、かなり高かった。また、日本映画の出品を知っていた人のうち97.5%が宮崎駿監督を、96.8%は北野武監督の名前を知っていた。両監督の高い知名度が明らかになった。
 押井守監督の名前を知っていたのは46.5%である。よりマニアな映画ファンに知られる監督とも思われる押井監督だが、それでも回答者全体の1/3以上が知っていることになる。

 一方、日本人映画監督が海外で評価されることについては、70.3%は関心があるとしている。日本映画の海外での評価が気になる様子が伺える。
 さらに今後海外で評価される人材や作品が、日本の映画界やアニメ界から出てくるかについては、7割近くが、「出てくると思う」としている。今後も日本のクリエイターに対する高い期待が感じられた。

 また、今後も海外で日本人クリエイターが評価されるジャンルには、1位がアニメ80.3%、2位がマンガ58.5%、3位ゲーム47.5%となった。これらのジャンルは、現在日本政府が海外向けの情報発信を強化しようと分野とも一致する。アニメ、マンガ、ゲームが、海外に通用する日本のエンタテインメントコンテツであるとの認識は、一般レベルでも意識されているようだ。
 アニメが全体の8割と高く期待される一方で、実写映画への期待は28.3%に留まっている。海外進出で苦戦がすることが実写映画に対する期待が、アニメやマンガよりも低いことが理解できる。

ネットエイジア /http://www.researchtv.jp/
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