横浜でフランス アニメーション映画祭 子供作品から巨匠まで | アニメ!アニメ!

横浜でフランス アニメーション映画祭 子供作品から巨匠まで

 8月23日から29日までの一週間、横浜・伊勢佐木町の映画館シネマ・ジャック&ベティを会場に「横浜フランスアニメーション映画祭2008」が開催される。
 映画祭のプログラムは、自身もフランスを代表するアニメーション作家であるジェローム・ブルベス氏が監修する。プ

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 8月23日から29日までの一週間、横浜・伊勢佐木町の映画館シネマ・ジャック&ベティを会場に「横浜フランスアニメーション映画祭2008」が開催される。
 映画祭のプログラムは、自身もフランスを代表するアニメーション作家であるジェローム・ブルベス氏が監修する。プログラムは6つ、全て合わせると52作品にも及ぶ。主催は日本とフランスの文化交流事業をてがける横浜の日仏学院となる。

 上映プログラムは、それぞれ「甘美なフランス」、「子供たち」、「アニメーションの味わい」、「Supinfocom特集—20周年!」、「Lardux Films」、「フランス外務省特選プログラム:短編から長編へ」と題されている。
 「甘美なフランス」ではフランス式人生を表した作品、「子供たち」では子供向け作品のプログラム、「アニメーションの味わい」では商用アニメーションとは一線を画した短編アニメーションを取り上げる。
 さらに「Supinfocom特集—20周年!」では、フランスが誇るCGアニメーション教育機関Supinfocomの作品を取り上げ、同国の3Dアニメーションの技術と造形美の発展の歴史を一望するとしている。
 また、「Lardux Films」では、独特のスタイルでインディペンデントの制作を作り続けるスタジオLardux Filmsを特に取り上げる。アートへの志向の高いフランスのアニメーション制作会社を紹介する。

 「フランス外務省特選プログラム:短編から長編へ」には、フランスを代表するアニメーション作家の作品が集まっている。『避雷針泥棒』のポール・グリモー氏、『かたつむり』のルネ・ラルー氏、『3人の発明家たち』のミシェル・オスロ氏といずれも世界的に知られた巨匠の作品が並ぶ。
 上映作品は、まさに多彩な領域にわたっていると言っていいだろう。そして全プログラムを通してみると、近年のフランスアニメーションの全体像が把握出来る意欲的なものである。

 8月28日20時からは、ジェローム・ブルベス氏とストップモーションアニメーション作品でよく知られるアニメーション作家伊藤有壱さんによるトークショーもが行われる。日仏のアニメーション事情が語られることになりそうだ。
 映画の観賞料金は各プログラム1200円、学生とシニア、それに日仏会員は1000円である。このほか2回券2200円、パスポート5000円もある。トークショーは、映画祭期間中のチケット半券を提示することで参加出来る。

横浜フランスアニメーション映画祭2008
主催: 横浜日仏学院
協力: シネマ・ジャック&ベティ、東京藝術大学映像研究科

シネマ・ジャック&ベティ /http://www.jackandbetty.net/
横浜日仏学院 /http://www.ifjtokyo.or.jp/
東京藝術大学映像研究科 /http://www.fnm.geidai.ac.jp/
《animeanime》
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