徳間書店 大人向けのアニメ雑誌「アニメージュ オリジナル」創刊 | アニメ!アニメ!

徳間書店 大人向けのアニメ雑誌「アニメージュ オリジナル」創刊

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 今年で創刊30周年を迎える老舗のアニメ雑誌アニメージュが、新たな挑戦に乗り出す。アニメージュを発刊する徳間書店は、「大人のためのアニメージュ」をキーワードに、新雑誌「アニメージュ オリジナル」を2008年6月30日に創刊する。アニメージュよりも高い年齢層の購読者をターゲットにするアニメ雑誌である。
 「アニメージュオリジナル」のコンセプトは、「アニメージュと共に育った大人のために」。従来のアニメージュではなかなかページを割けなかった特集や、カッティングエッジな記事が期待される。創刊号の内容は、『機動戦士ガンダム00』、『マクロスF』、『電脳コイル』、『スカイ・クロラ』、『ハイランダー』、『CLANNAD』、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』などを予定している。

 アニメージュは一般的には10代のアニメファン向けの雑誌とされているが、雑誌の長い歴史もあり、年齢の高い長年のファンも少なくない。現在の雑誌だけでは、そうした読者のニーズは十分満たされていない。
 そこで従来のアニメージュとは別に、より高い年齢をターゲットにしたアニメ雑誌が企画されたようだ。アニメージュ公式サイトでは、「より濃く、深く、鋭角的に迫ります。」としている。
 発売ペースは明らかにされていないため、最初は増刊号のようなかたちをとり、読者の反応をみながら次の展開を探るようだ。また雑誌の大きさはA4変形版と10年前のアニメージュに近い形となり、オールカラーで1365円を予定している。

 既存の多くの大手アニメ雑誌は、それぞれの雑誌のカラーを出しつつも、メインターゲットを中高生中心の10代の読者に置いている。
 一方で、アニメを見続けるファンは20代、30代と成長している。このためそうした世代に向けたアニメ雑誌が、これまでも模索されている。近年の成功例では、雑誌のタイトルもそのままの「オトナアニメ」(洋泉社)や、太田出版の「CONTINUE」などがある。これらの雑誌は、作品世界やクリエイターをより知りたいという大人のアニメファンの需要を取り込んでいる。

 しかし、やはり大人のアニメファン、ゲームファンの獲得を目指した「日経キャラクターズ」(日経BP社)が2006年に休刊になっている。大手アニメ雑誌「Newtype」の上の世代の取り込みを目指し、アニメだけでなく映画やVFXを取り込んだ角川書店の「NewWORDS」も増刊のかたちで2冊が発行されたが、後が続かいていない。大人向けのアニメ雑誌のさじ加減はなかなか難しそうだ。
 アニメージュはアニメ記事の内容に定評があり、またアニメファンに対するブランド力も強い。老舗のアニメ雑誌の新たな試みが注目される。

月刊アニメージュ公式サイト /http://animage.jp/index2.html
《animeanime》
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